ログ (log モデル) に格納されるデータについて

PowerCMS X では各種操作を行うと、操作内容によってカテゴライズが行わたログが保存されます。

保存されたログは管理画面のログ一覧 ( [メニュー] > [読み取り専用] > [ログ] ) から詳細を確認できます。

ログの例

  • ユーザーによる操作 ( ログイン・ログアウト、各オブジェクトの作成・更新・削除 など )
  • 定期実行タスク ( worker.php ) の実行内容
  • プラグインによって出力される独自のログ

なお、一覧画面では後述の「カテゴリ」「レベル」でのフィルタリングが用意されており、必要な情報のみに絞り込んでの抽出ができます。

ログ ( log モデル ) のカラム

ログは製品の標準モデルである log モデルのオブジェクトとして保存されます。保存されるデータの内容は以下の通りです。

ラベル カラム名 説明
メッセージ message ログのメッセージ
カテゴリ category 操作の内容を元にカテゴライズされた値 ( insert, update, delete など )
レベル level ログの種別 ( info, error など )
モデル model オブジェクトに対する操作の場合、そのモデル名
メタデータ metadata 操作に関する詳細情報、更新されたオブジェクトの差分など
IPアドレス remote_ip 接続元のIPアドレス
オブジェクトID object_id オブジェクトに対する操作の場合、そのオブジェクトのID
作成日 created_on ログの保存日時
更新日 modified_on ログの更新日時(基本的に created_on と同じ値)
作成者 created_by 操作したユーザー(ID)
スペース workspace_id 対象のスコープのID

カテゴリ ( category ) カラムに保存される値

※ 主だったもの

説明
install インストール
version バージョンアップ
system 一般
login ログイン
logout ログアウト
insert オブジェクトの新規保存
update 既存オブジェクトの更新
delete 既存オブジェクトの削除
save 設定の保存
hierarchy 階層の保存
list_action 一覧画面からの何らかのアクション
async_start 再構築プロセスの開始
async_skip 再構築プロセスのスキップ
async_end 再構築プロセスの終了
import オブジェクトのインポート
scheme スキーマの更新
theme テーマの適用
worker スケジュールタスクもしくは tools/配下のPHPスクリプトのログ
plugin プラグインの有効化・無効化
プラグインのクラス名(小文字) そのプラグインの処理

レベル ( level ) カラムに保存される値

表示ラベル
1 info
2 warning
4 error
8 security
16 debug