PowerCMS X ver.3.1 / 2.71リリースノート

公開日  :  2023-02-13 11:55

version 3.1

新機能

  • PHP8.2に対応しました。ダイナミック・プロパティが禁止されたことに伴い、property_existsでプロパティのチェックを行なっているプラグインなどのコードは新たに追加された PTUtil::property_exists を利用するようにしてください。
  • モデルのプロパティ「ディレクトリ・パス」を追加しました。「extra_path」カラムを追加します。このカラムは保存時に正しいディレクトリのパスにサニタイズされます。
  • プラグイン「AxeRunner」のプラグイン設定に「システム設定を利用する」を追加しました。
  • プラグイン「AxeRunner」で meta refreshによるリダイレクト指定のあるコンテンツについて、リダイレクト元のページをチェックするようにしました。
  • 入力フィールドを動的に増減できる「複数」指定のあるフィールドのラベルの横に、フィールドを追加するボタンを追加しました。
  • 条件タグ「mt:ifextensionloaded」を追加しました。「name」属性に指定された PHP拡張モジュールがロードされている場合にブロックが評価されます。
  • プラグイン「ImageInfo」でアセットモデルに「A11Y検証済み」カラムを追加しました。
  • プラグイン「ImageInfo」でアセットのアップロード時に自動検証を行うことができるようになりました。チェック対象は「画像」「PDF」「HTML(AxeRunnerプラグインが必要)」です。
  • プラグイン「ImageInfo」でアセットの一覧画面に画像のコントラスト比と種別を表示するようにして、アクションで自動検査を実行できるようにしました。
  • プラグイン「ImageInfo」と「AxeRunner」が連携し、HTMLの検証結果をアセットの一覧画面に反映できるようになりました。
  • プラグイン「ImageInfo」が「SVG」形式のファイルをサポートしました。拡張モジュール「imagick」が必要です。
  • プラグイン「ImageInfo」の情報ダイアログで「写真」「グラフィックス」に加え「ロゴ」を選択できるようにしました。
  • プラグイン「ImageInfo」でアセットの一覧画面から直接画像と PDFの情報ダイアログを開けるようにしました。
  • プラグイン「VideoCaptions」で MP4形式の動画を HLS形式のファイル群にコンバートできるようになりました。
  • プラグイン「VideoCaptions」でファイルの編集画面に作成後の VTTファイル、字幕合成後のファイルを削除するボタンを追加しました。
  • 環境変数「default_ts」を追加しました。初期値は「CURRENT_TIMESTAMP」です。オブジェクトの保存時に NOT NULL指定のカラムに現在時刻をセットします。falseを指定するとオブジェクトの保存時に値が入力されていない時にエラー画面を返します。
  • オブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)に「status_gt」属性を指定できるようにしました(ステータスが指定の値より大きい)。
  • 環境変数「reply_trim_to」を追加しました。コンタクトの編集画面でメールの「返信する」ボタンをクリックしたときのメールを指定文字数に切り捨てます。グローバルモディファイア「trim_to」に指定する値の形式を利用できます。
  • 環境変数「use_imagine」を追加しました。画像系の処理に「php-imagine」を利用するかどうかを指定します。初期値は trueです。
  • 環境変数「keep_published_on」指定のあるとき、リビジョンのプレビューで date/publishedonタグでマスタの公開日を出力するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でモデル毎にインポートの設定を複数保存できるようになりました。環境変数「htmlimporter_setting_by_scope」でスコープ毎に、「htmlimporter_setting_by_user」でユーザー毎に設定を保存できます。初期値は両方とも falseです。
  • プラグイン「HTMLImporter」でタイトルの取得が「タイトル」以外の時、本文から抽出した部分が削除されるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で本文エリアから form, noscript, コメントを削除するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でリンクをルート相対パスに置換するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で西暦と和暦を含む日付を処理できるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でプラグインなどでパターンを識別するための入力欄を追加しました。パラメタ「html_identifier」で値を取得できます。
  • プラグイン「HTMLImporter」で取得中の URLをまず画面に出力するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で各フィールドの条件指定欄にテンプレート・タグが使えるようになりました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で抽出できなかったカラムがあった時に画面にエラーが出力されるようになりました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で進捗画面のインポート結果を編集画面へのリンクにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でインポート結果のレポートをエクスポートできるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」に環境変数「htmlimporter_show_import_from」を追加しました。trueを指定すると、オブジェクトの編集画面に移行元ページへのリンクを表示します。
  • プラグイン「HTMLImporter」でタイトルのセパレータをカンマ区切りで複数指定できるようになりました。先頭から順にマッチするまで置換を実行します。
  • URLマップの作成・編集画面で単一出力指定のインデックス以外のアーカイブに再構築トリガーを指定した時、警告が表示されるようにしました。
  • URLマップの作成・編集画面でインデックス以外の同一モデルのトリガーを指定しようとした時に警告を表示するようにしました。
  • Prototypeクラスの component メソッドで、lib/Prototype/配下のクラスオブジェクトを取得できるようにしました。
  • 環境変数「hash_multibyte_filename」を追加しました。マルチバイと文字列を含むファイルアップロード時にランダムなハッシュ文字列のファイル名に変換します。この設定は「no_encode_filename」設定より優先されます。
  • プラグイン「SearchEstraier」でタイトルの抽出ポイントに「XPath」「CSSセレクタ」本文の抽出ポイントに「CSSセレクタ」を指定できるようになりました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」の「mt:makemp3」タグに langまたは language属性を渡せるようにしました。
  • URLオブジェクトからファイルを再パブリッシュした時、ファイルに差分がなければタイムスタンプを最終更新時にセットするようにしました。
  • 環境変数「enable_on_demand」を追加しました。オンデマンド・パブリッシングが適切に設定されている時に trueを指定します。
  • 環境変数「csv_with_bom」を追加しました。エクスポートする CSVファイルに BOMを追加します。初期値は「true」です。
  • プラグイン「FileUploader」で追加した「ファイル」モデルへダイアログ型のリレーションで関連づけている時、参照元の作成・編集画面にサムネイルを表示するようにしました。
  • 一覧画面と編集画面の画面オプションをリセットするボタンを追加しました。
  • 環境変数「contact_csv_add_cols」を追加しました。コンタクトの CSVエクスポート時に含める追加カラムを配列で指定します。初期値は["created_on"]です。

改善された機能

  • プラグイン「HTML_CodeSniffer」で検査の遅延ミリ秒を指定する「html_codesniffer_set_timeout」の初期値を「300」から「1200」に変更しました。
  • プラグイン「ImageInfo」で画像のコントラスト比の検証を PHPコードのみで行うように変更し、helperディレクトリ以下のコマンドラインツールを削除しました。
  • 一覧画面のアクション「置換」のラベルを「'検索文字列'を置換」に変更しました。
  • オブジェクトの作成・編集画面の 2カラムレイアウト時の左カラムの最大幅を設定しました。
  • 編集タイプが「ファイル」以外のバイナリカラムが存在しているモデルの一覧画面のアクションに「ファイル出力」が表示されないようにしました。
  • Protptypeクラスの「set_default」メソッドで「NOT NULL」指定された datetime型のカラムに現在時刻をセットするようにしました。
  • アクティブなアーカイブの URLオブジェクトを削除しようとした時にエラーログにエラーを残し、削除をキャンセルするようにしました。
  • 「status_not」「status_lt」「status_gt」属性の指定されているオブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)をライブプレビューの対象外とするようにしました。
  • オブジェクトの一覧画面に変数「can_delete」「can_delete_any」(システムスコープで配下のいずれかのスペースに対する削除の権限があるかどうか)をセットするようにしました。
  • オブジェクトの一覧画面でフィルタを作成した後にエンターキーを押下した時に現在の設定を適用するようにしました。
  • グローバルモディファイア「trim_to」に空文字を渡した時、元のテキストをそのまま返すようにしました。
  • インポートなどの実行中にエラーが発生したした時に、iframe内の画面にはナビゲーションが表示されないようにしました。
  • サムネイルを生成した時、ファイルに差分がなくても強制的にファイルを書き込むようにしました。
  • グローバルモディファイア「format_size」で小数点以下の末尾が 0の時も桁を揃えて値を返すようにしました。
  • モデルの作成・保存時に「ラベル」と「複数形」にマルチバイト文字を含む時エラーになるようにしました。
  • 環境変数「republish_date_based」がコンテナにしか対応していなかったため、再構築トリガーにも対応させるようにしました。
  • 環境変数「republish_date_based」が有効でコンテナまたは再構築トリガーで日付アーカイブを再構築する処理をバックグラウンドで行うようにしました。
  • Prototypeクラスの publish_obj メソッドで同一オブジェクトと同一 URLマップ指定時のパブリッシュをスキップするようにしました。
  • ログの削除時に「publish_obj」メソッドを呼ばないようにしました。
  • コールバックが明示的に falseを返した時のみエラーとなるように振る舞いを変更しました。
  • テーマの「.htaccess」で 403に対する pt-view.phpへのリライト設定を追加しました。
  • PADOのメソッド「model」の引数をサニタイズするようにしました。
  • オブジェクトの作成・編集画面でアクティブなフィールド追加選択項目がないとき、select要素自体を非表示にするようにしました。
  • 「no_encode_filename」「hash_multibyte_filename」いずれの指定もない時、マルチバイト文字をファイル名に含むファイル名を「basename_len(初期値40)」に設定された数値を基準にリネームするようにしました。
  • スペースのカラム「URL」の一覧画面と編集画面のタイプを「URL」に変更しました。
  • 一覧画面の画面オプションで、環境変数「list_max_cols」「dialog_max_cols」を超えた数のチェックを入れたとき、アラートが出るようにしました。
  • PTUtilクラスの normalizeメソッドで全角チルダを波ダッシュに置換するようにしました。
  • 複数のスキーマアップグレードがある時、1つずつ行うことを推奨するメッセージを表示させるようにしました。

修正・変更された機能

  • プラグイン「ImageInfo」で画像の情報ダイアログを保存した際にアセットのラベルが空になるケースを修正しました。
  • プラグイン「ImageInfo」の情報ダイアログで PDFファイルのテキスト抽出に失敗するケースを修正しました。
  • プラグイン「ImageInfo」で一部の機能が暗号化されている情報を正しく取得できない問題を修正しました。
  • プラグイン「VideoCaptions」で VTT作成後に字幕合成を行った時、プレビューの URLが字幕合成後の URLにならない問題を修正しました。
  • プラグイン「VideoCaptions」で日本語などのマルチバイトファイル名のファイルが正しく扱えない問題を修正しました。
  • RESTfulAPIに対して同一バージョンの APIに対してプラグインで複数のエンドポイントを登録できない問題を修正しました。
  • 「mt:assetthumbnailurl」タグで生成したサムネイルがプラグイン「SiteSync」の同期対象にならない問題を修正しました。
  • 「mt:assetthumbnailurl」タグで生成したサムネイルの URLオブジェクトが生成されないケース(結果としてS3への同期ができないケース)を修正しました。
  • アセットの一覧でアクションを適用した後にアップロードするとヘッダにアラートメッセージが残る問題を修正しました。
  • Windowsサーバーで ZIPファイルを生成したとき、ディレクトリの区切り文字がパスに残る問題を修正しました。
  • プラグイン「UniqueURL」で URLマップがオブジェクトのファイルを出力しない条件に合致する時、オブジェクトを保存できない問題を修正しました。
  • プラグイン「UniqueURL」が有効なとき「post_max_size」を超えるファイルをアップロードしたときに 500エラーになる問題を修正しました。
  • WebP形式の画像処理でアルファチャンネルを維持できない問題を修正しました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」の処理の中で波ダッシュ記号「~」がチルダ「~」に置き換わる問題を修正しました。
  • PhpWordを最新版にしている時、プラグイン「SimplifiedJapanese」で Wordファイルのエクスポートができない問題を修正しました。
  • 「日付と時刻」型のカラムを「NOT NULL」指定で追加する際に SQLエラーになる問題を修正しました。
  • 「ワークフローを隠す」ボタンが画面幅が極端に狭い時上のドロップダウンと重なる問題を修正しました。
  • 「操作系のボタンを下部に固定する」設定が有効な時、プラグイン「HTML_CodeSniffer」のチェックボックス表示位置が揃わない問題を修正しました。
  • Windowsサーバーでバイナリカラムに設定したリサイズが行えない問題を修正しました。
  • 環境変数「auto_orient」「remove_exif」の設定がファイルアップロード時に効いていなかった問題を修正しました。
  • 権限保存時にスコープに同じユーザーが登録されいるとき、保存時にエラーになるようにしました。
  • オブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)をフィールドで絞り込む属性を指定している時に、SQLエラーが発生して意図通りに絞り込まれない問題を修正しました。
  • 管理画面のスペースセレクタでスペースの件数が「ws_selector_limit」を超えている時、ダイアログでキーワード検索を行うと権限の無いスペースが検索結果に含まれる問題を修正しました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でサイトURLがトップレベルディレクトリでない時にアセットが意図したパスにインポートされない問題を修正しました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で「その他のカラムからタイトルを削除する」指定のある時、UTF-8以外のコンテンツをインポートしたときに文字化けが発生するケースを修正しました。
  • オブジェクトのカラム値を出力するファンクションタグで、未保存のオブジェクトのプレビュー時に既存の別のオブジェクトの値が出力されるケースを修正しました。
  • 外部プレビューの時に生成される makemp3タグの音声ファイル作成時に言語が取得できない問題を修正しました。
  • PHP8.2でクラス「PADO」で「Creation of dynamic property」エラーが出るケースを修正しました。
  • PHP8.2で「mb_convert_encoding(): Handling HTML entities via mbstring is deprecated」エラーが出るケースを修正しました。
  • 定数「PADO_DB_CLEANUP_BLOB」を指定しているとき、リビジョン作成時にバイナリカラムのデータが削除される問題を修正しました。
  • 保存しようとしているオブジェクトとオリジナルオブジェクトのリレーションとメタデータのいずれかが空の配列の時、変更内容があってもリビジョンが生成されない問題を修正しました。
  • 一覧画面のアクション・バーで HTMLの要素の idが重複している問題を修正しました。
  • プラグイン「DocumentSearch」で、アセットを削除したときに検索インデックスから URLが削除されない問題を修正しました。
  • URLマップの設定やタグの評価条件が変更された時、再構築トリガーによる再構築で URLが付け変わらない問題を修正しました。
  • プラグイン「UploadUtilities」で ZIPファイルを展開してアセットを登録するときに一部のコールバックが呼ばれない問題を修正しました。
  • プラグイン「FileUploader」でアップロードしたファイルを一覧画面から削除した時「dirname(): Passing null to parameter #1 ($path) of type string is deprecated」エラーが出る問題を修正しました。
  • 「mt:entries」などのオブジェクトをループするブロックタグで「workspace_id」属性に別のスコープのIDを単一指定している時、リレーションをタグ属性で指定している時にオブジェクトが取得できない問題を修正しました。
  • 「tidy_outputfilter」指定がなく「publish_callbacks」指定のある時にバイナリカラムのファイル出力がスキップされる問題を修正しました。
  • スペースからシステムスコープのオブジェクトをリレーション・ダイアログで選択するとき「全n件を選択する」が有効にならない問題を修正しました。
  • PHP8.2でプラグイン「Abs2Rel」で「Creation of dynamic property URIConverter\URI::$normalized_path is deprecated」エラーが出る問題を修正しました。
  • ワークフローが有効な状態でリビジョンをマスタに適用したとき、メールの件名に担当ユーザー名による操作となっていたのを、実際に操作したユーザー名が入るように修正しました。
  • ワークフローが有効な状態でリビジョンをマスタに適用したとき、現在のユーザーがマスタのステータスについての権限がない時にユーザーを変更するようにしました。
  • ワークフローが有効な状態でステータス変更によって所有者が変更されたときのログとメールの件名が適切でなかったのを修正しました。
  • PTTagsクラスで init_tagsに trueを指定している時に初期化がスキップされるケースを修正しました。
  • 「ctype_digit(): Argument of type int will be interpreted as string in the future」エラーが出るケースを修正しました。
  • プラグイン「LivePreview」で権限のないリビジョンのバイナリファイルのプレビューができない問題を修正しました。
  • リレーション型の添付ファイルを含むオブジェクトの編集画面におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性を修正しました。
  • 一覧画面に表示されているカラムと画面オプションでチェックされているカラムが完全に一致しない問題を修正しました。
  • ログインに失敗してロックアウト画面にリダイレクトしたときに一部の WAFでエラーが検知される問題を修正しました。
  • ワークフローの作成・編集画面で「ユーザー変更時に通知する」にチェックがない時「メールのFrom」「Fromアドレス」を必須ではなく任意になるようにしました。
  • GIF形式のファイルのサムネイル作成に失敗するケースを修正しました。
  • 「dialog_max_cols」の設定が効いていなかったのを修正しました。また、初期値を「5」に変更しました。
  • プラグイン「RebuildRelations」のプラグイン設定「参照元モデル」で数値型 1:1 でリレーション指定しているモデルが設定できない問題を修正しました。
  • プラグイン「RebuildRelations」のプラグイン設定「参照元モデル」に同じモデルが重複して表示される問題を修正しました。
  • プラグイン「VideoCaptions」が有効の時、ファイルオブジェクトを数値型リレーションで関連づけているとき、ダイアログで作成時にキャンセルボタンでキャンセルできない問題を修正しました。
  • Prototypeクラスの「publish」メソッドで URLマップのスペースがコンテキストに正しくセットされないケースを修正しました。
  • PADOクラスの loadメソッドに対して limit / offsetに負の値が渡された時 SQLエラーになる問題を修正しました。

version 2.71

新機能

  • PHP8.2に対応しました。ダイナミック・プロパティが禁止されたことに伴い、property_existsでプロパティのチェックを行なっているプラグインなどのコードは新たに追加された PTUtil::property_exists を利用するようにしてください。
  • モデルのプロパティ「ディレクトリ・パス」を追加しました。「extra_path」カラムを追加します。このカラムは保存時に正しいディレクトリのパスにサニタイズされます。
  • 入力フィールドを動的に増減できる「複数」指定のあるフィールドのラベルの横に、フィールドを追加するボタンを追加しました。
  • 条件タグ「mt:ifextensionloaded」を追加しました。「name」属性に指定された PHP拡張モジュールがロードされている場合にブロックが評価されます。
  • 環境変数「default_ts」を追加しました。初期値は「CURRENT_TIMESTAMP」です。オブジェクトの保存時に NOT NULL指定のカラムに現在時刻をセットします。falseを指定するとオブジェクトの保存時に値が入力されていない時にエラー画面を返します。
  • オブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)に「status_gt」属性を指定できるようにしました(ステータスが指定の値より大きい)。
  • 環境変数「reply_trim_to」を追加しました。コンタクトの編集画面でメールの「返信する」ボタンをクリックしたときのメールを指定文字数に切り捨てます。グローバルモディファイア「trim_to」に指定する値の形式を利用できます。
  • 環境変数「use_imagine」を追加しました。画像系の処理に「php-imagine」を利用するかどうかを指定します。初期値は trueです。
  • 環境変数「keep_published_on」指定のあるとき、リビジョンのプレビューで date/publishedonタグでマスタの公開日を出力するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でモデル毎にインポートの設定を複数保存できるようになりました。環境変数「htmlimporter_setting_by_scope」でスコープ毎に、「htmlimporter_setting_by_user」でユーザー毎に設定を保存できます。初期値は両方とも falseです。
  • プラグイン「HTMLImporter」でタイトルの取得が「タイトル」以外の時、本文から抽出した部分が削除されるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で本文エリアから form, noscript, コメントを削除するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でリンクをルート相対パスに置換するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で西暦と和暦を含む日付を処理できるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でプラグインなどでパターンを識別するための入力欄を追加しました。パラメタ「html_identifier」で値を取得できます。
  • プラグイン「HTMLImporter」で取得中の URLをまず画面に出力するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で各フィールドの条件指定欄にテンプレート・タグが使えるようになりました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で抽出できなかったカラムがあった時に画面にエラーが出力されるようになりました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で進捗画面のインポート結果を編集画面へのリンクにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でインポート結果のレポートをエクスポートできるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」に環境変数「htmlimporter_show_import_from」を追加しました。trueを指定すると、オブジェクトの編集画面に移行元ページへのリンクを表示します。
  • プラグイン「HTMLImporter」でタイトルのセパレータをカンマ区切りで複数指定できるようになりました。先頭から順にマッチするまで置換を実行します。
  • URLマップの作成・編集画面で単一出力指定のインデックス以外のアーカイブに再構築トリガーを指定した時、警告が表示されるようにしました。
  • URLマップの作成・編集画面でインデックス以外の同一モデルのトリガーを指定しようとした時に警告を表示するようにしました。
  • Prototypeクラスの component メソッドで、lib/Prototype/配下のクラスオブジェクトを取得できるようにしました。
  • 環境変数「hash_multibyte_filename」を追加しました。マルチバイと文字列を含むファイルアップロード時にランダムなハッシュ文字列のファイル名に変換します。この設定は「no_encode_filename」設定より優先されます。
  • プラグイン「SearchEstraier」でタイトルの抽出ポイントに「XPath」「CSSセレクタ」本文の抽出ポイントに「CSSセレクタ」を指定できるようになりました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」の「mt:makemp3」タグに langまたは language属性を渡せるようにしました。
  • URLオブジェクトからファイルを再パブリッシュした時、ファイルに差分がなければタイムスタンプを最終更新時にセットするようにしました。
  • 環境変数「enable_on_demand」を追加しました。オンデマンド・パブリッシングが適切に設定されている時に trueを指定します。
  • 環境変数「csv_with_bom」を追加しました。エクスポートする CSVファイルに BOMを追加します。初期値は「true」です。
  • プラグイン「FileUploader」で追加した「ファイル」モデルへダイアログ型のリレーションで関連づけている時、参照元の作成・編集画面にサムネイルを表示するようにしました。
  • 一覧画面と編集画面の画面オプションをリセットするボタンを追加しました。
  • 環境変数「contact_csv_add_cols」を追加しました。コンタクトの CSVエクスポート時に含める追加カラムを配列で指定します。初期値は["created_on"]です。

改善された機能

  • プラグイン「HTML_CodeSniffer」で検査の遅延ミリ秒を指定する「html_codesniffer_set_timeout」の初期値を「300」から「1200」に変更しました。
  • 一覧画面のアクション「置換」のラベルを「'検索文字列'を置換」に変更しました。
  • オブジェクトの作成・編集画面の 2カラムレイアウト時の左カラムの最大幅を設定しました。
  • 編集タイプが「ファイル」以外のバイナリカラムが存在しているモデルの一覧画面のアクションに「ファイル出力」が表示されないようにしました。
  • Protptypeクラスの「set_default」メソッドで「NOT NULL」指定された datetime型のカラムに現在時刻をセットするようにしました。
  • アクティブなアーカイブの URLオブジェクトを削除しようとした時にエラーログにエラーを残し、削除をキャンセルするようにしました。
  • 「status_not」「status_lt」「status_gt」属性の指定されているオブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)をライブプレビューの対象外とするようにしました。
  • オブジェクトの一覧画面に変数「can_delete」「can_delete_any」(システムスコープで配下のいずれかのスペースに対する削除の権限があるかどうか)をセットするようにしました。
  • オブジェクトの一覧画面でフィルタを作成した後にエンターキーを押下した時に現在の設定を適用するようにしました。
  • グローバルモディファイア「trim_to」に空文字を渡した時、元のテキストをそのまま返すようにしました。
  • インポートなどの実行中にエラーが発生したした時に、iframe内の画面にはナビゲーションが表示されないようにしました。
  • サムネイルを生成した時、ファイルに差分がなくても強制的にファイルを書き込むようにしました。
  • グローバルモディファイア「format_size」で小数点以下の末尾が 0の時も桁を揃えて値を返すようにしました。
  • モデルの作成・保存時に「ラベル」と「複数形」にマルチバイト文字を含む時エラーになるようにしました。
  • 環境変数「republish_date_based」がコンテナにしか対応していなかったため、再構築トリガーにも対応させるようにしました。
  • 環境変数「republish_date_based」が有効でコンテナまたは再構築トリガーで日付アーカイブを再構築する処理をバックグラウンドで行うようにしました。
  • Prototypeクラスの publish_obj メソッドで同一オブジェクトと同一 URLマップ指定時のパブリッシュをスキップするようにしました。
  • ログの削除時に「publish_obj」メソッドを呼ばないようにしました。
  • コールバックが明示的に falseを返した時のみエラーとなるように振る舞いを変更しました。
  • テーマの「.htaccess」で 403に対する pt-view.phpへのリライト設定を追加しました。
  • PADOのメソッド「model」の引数をサニタイズするようにしました。
  • オブジェクトの作成・編集画面でアクティブなフィールド追加選択項目がないとき、select要素自体を非表示にするようにしました。
  • 「no_encode_filename」「hash_multibyte_filename」いずれの指定もない時、マルチバイト文字をファイル名に含むファイル名を「basename_len(初期値40)」に設定された数値を基準にリネームするようにしました。
  • スペースのカラム「URL」の一覧画面と編集画面のタイプを「URL」に変更しました。
  • 一覧画面の画面オプションで、環境変数「list_max_cols」「dialog_max_cols」を超えた数のチェックを入れたとき、アラートが出るようにしました。
  • PTUtilクラスの normalizeメソッドで全角チルダを波ダッシュに置換するようにしました。
  • 複数のスキーマアップグレードがある時、1つずつ行うことを推奨するメッセージを表示させるようにしました。

修正・変更された機能

  • 「mt:assetthumbnailurl」タグで生成したサムネイルがプラグイン「SiteSync」の同期対象にならない問題を修正しました。
  • アセットの一覧でアクションを適用した後にアップロードするとヘッダにアラートメッセージが残る問題を修正しました。
  • Windowsサーバーで ZIPファイルを生成したとき、ディレクトリの区切り文字がパスに残る問題を修正しました。
  • WebP形式の画像処理でアルファチャンネルを維持できない問題を修正しました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」の処理の中で波ダッシュ記号「~」がチルダ「~」に置き換わる問題を修正しました。
  • PhpWordを最新版にしている時、プラグイン「SimplifiedJapanese」で Wordファイルのエクスポートができない問題を修正しました。
  • 「日付と時刻」型のカラムを「NOT NULL」指定で追加する際に SQLエラーになる問題を修正しました。
  • 「ワークフローを隠す」ボタンが画面幅が極端に狭い時上のドロップダウンと重なる問題を修正しました。
  • 「操作系のボタンを下部に固定する」設定が有効な時、プラグイン「HTML_CodeSniffer」のチェックボックス表示位置が揃わない問題を修正しました。
  • Windowsサーバーでバイナリカラムに設定したリサイズが行えない問題を修正しました。
  • 環境変数「auto_orient」「remove_exif」の設定がファイルアップロード時に効いていなかった問題を修正しました。
  • 権限保存時にスコープに同じユーザーが登録されいるとき、保存時にエラーになるようにしました。
  • オブジェクト複数形のブロックタグ (mt:entries等)をフィールドで絞り込む属性を指定している時に、SQLエラーが発生して意図通りに絞り込まれない問題を修正しました。
  • 管理画面のスペースセレクタでスペースの件数が「ws_selector_limit」を超えている時、ダイアログでキーワード検索を行うと権限の無いスペースが検索結果に含まれる問題を修正しました。
  • プラグイン「HTMLImporter」でサイトURLがトップレベルディレクトリでない時にアセットが意図したパスにインポートされない問題を修正しました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で「その他のカラムからタイトルを削除する」指定のある時、UTF-8以外のコンテンツをインポートしたときに文字化けが発生するケースを修正しました。
  • オブジェクトのカラム値を出力するファンクションタグで、未保存のオブジェクトのプレビュー時に既存の別のオブジェクトの値が出力されるケースを修正しました。
  • 外部プレビューの時に生成される makemp3タグの音声ファイル作成時に言語が取得できない問題を修正しました。
  • PHP8.2でクラス「PADO」で「Creation of dynamic property」エラーが出るケースを修正しました。
  • PHP8.2で「mb_convert_encoding(): Handling HTML entities via mbstring is deprecated」エラーが出るケースを修正しました。
  • 定数「PADO_DB_CLEANUP_BLOB」を指定しているとき、リビジョン作成時にバイナリカラムのデータが削除される問題を修正しました。
  • 保存しようとしているオブジェクトとオリジナルオブジェクトのリレーションとメタデータのいずれかが空の配列の時、変更内容があってもリビジョンが生成されない問題を修正しました。
  • 一覧画面のアクション・バーで HTMLの要素の idが重複している問題を修正しました。
  • プラグイン「DocumentSearch」で、アセットを削除したときに検索インデックスから URLが削除されない問題を修正しました。
  • URLマップの設定やタグの評価条件が変更された時、再構築トリガーによる再構築で URLが付け変わらない問題を修正しました。
  • プラグイン「UploadUtilities」で ZIPファイルを展開してアセットを登録するときに一部のコールバックが呼ばれない問題を修正しました。
  • プラグイン「FileUploader」でアップロードしたファイルを一覧画面から削除した時「dirname(): Passing null to parameter #1 ($path) of type string is deprecated」エラーが出る問題を修正しました。
  • 「mt:entries」などのオブジェクトをループするブロックタグで「workspace_id」属性に別のスコープのIDを単一指定している時、リレーションをタグ属性で指定している時にオブジェクトが取得できない問題を修正しました。
  • スペースからシステムスコープのオブジェクトをリレーション・ダイアログで選択するとき「全n件を選択する」が有効にならない問題を修正しました。
  • PHP8.2でプラグイン「Abs2Rel」で「Creation of dynamic property URIConverter\URI::$normalized_path is deprecated」エラーが出る問題を修正しました。
  • ワークフローが有効な状態でリビジョンをマスタに適用したとき、メールの件名に担当ユーザー名による操作となっていたのを、実際に操作したユーザー名が入るように修正しました。
  • ワークフローが有効な状態でリビジョンをマスタに適用したとき、現在のユーザーがマスタのステータスについての権限がない時にユーザーを変更するようにしました。
  • ワークフローが有効な状態でステータス変更によって所有者が変更されたときのログとメールの件名が適切でなかったのを修正しました。
  • PTTagsクラスで init_tagsに trueを指定している時に初期化がスキップされるケースを修正しました。
  • 「ctype_digit(): Argument of type int will be interpreted as string in the future」エラーが出るケースを修正しました。
  • プラグイン「LivePreview」で権限のないリビジョンのバイナリファイルのプレビューができない問題を修正しました。
  • リレーション型の添付ファイルを含むオブジェクトの編集画面におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性を修正しました。
  • 一覧画面に表示されているカラムと画面オプションでチェックされているカラムが完全に一致しない問題を修正しました。
  • ログインに失敗してロックアウト画面にリダイレクトしたときに一部の WAFでエラーが検知される問題を修正しました。
  • ワークフローの作成・編集画面で「ユーザー変更時に通知する」にチェックがない時「メールのFrom」「Fromアドレス」を必須ではなく任意になるようにしました。
  • GIF形式のファイルのサムネイル作成に失敗するケースを修正しました。
  • 「dialog_max_cols」の設定が効いていなかったのを修正しました。また、初期値を「5」に変更しました。
  • プラグイン「RebuildRelations」のプラグイン設定「参照元モデル」で数値型 1:1 でリレーション指定しているモデルが設定できない問題を修正しました。
  • プラグイン「RebuildRelations」のプラグイン設定「参照元モデル」に同じモデルが重複して表示される問題を修正しました。
  • Prototypeクラスの「publish」メソッドで URLマップのスペースがコンテキストに正しくセットされないケースを修正しました。
  • PADOクラスの loadメソッドに対して limit / offsetに負の値が渡された時 SQLエラーになる問題を修正しました。
カテゴリ   :   リリースノート
最終更新 : 2023-03-18 15:24