PowerCMS X ver.3.4 / 2.74リリースノート

version 3.4 / version 2.74

※ AssetScope、AWS_CloudFront、AWS_S3、MachineTranslatorプラグインは ver.3系のみの機能となります。

新機能

• ユーザーグループ機能を追加しました。ユーザーをグループ化して、ユーザーグループに対してまとめて権限を付与することができます。
• プラグイン「AssetScope」を追加しました。スコープ毎に他のスコープのアセットを利用可能にします。
• プラグイン「AWS_CloudFront」のプラグイン設定に「常に無効化リクエストを送信するパス」を追加し、パスごとに実行待ち時間を指定できるようにしました。
• プラグイン「AWS_S3」のプラグイン設定画面から、オブジェクトの一覧を表示し、S3上のオブジェクトの状態を確認できるようになりました。
• プラグイン「AWS_S3」のプラグイン設定で「ACL」を「指定なし」にできるようになりました。
• プラグイン「AWS_S3」で「キー」「シークレットアクセスキー」指定のない時「CredentialProvider」を利用するようにしました。
• 環境変数「asset_workspace_id」を追加しました。指定した特定のスコープのアセットを利用します。
• 環境変数「abs2rel_preview」を追加しました。true を指定するとプレビュー時にパスを変換します。初期値は falseです。
• 環境変数「externalpreview_attachment_exts」を追加しました。プレビューする添付ファイルの拡張子を配列で指定します。初期値は「pdf」です。
• 環境変数「plugin_starter_can_existing」を追加しました。存在するプラグインやクラスの重複チェック結果を無視します。初期値は falseです。
• 環境変数「searchestraier_api_relative_url」または「pt-recommend-api.php」に「relative=1」パラメタを追加することで返却する URLをルート相対パスに変換するようにしました。
• 環境変数「searchestraier_can_bot」を追加しました。「pt-recommend-api.php」へのリクエストに対するクローラーやボットのアクセスを許可します。初期値は falseです。
• 環境変数「machinetranslator_can_bot」を追加しました。ページ翻訳でクローラーやボットのアクセスを許可します。初期値は falseです。
• 環境変数「machinetranslator_logging」を追加しました。ページ翻訳のログをログファイルに記録します。初期値は trueです。
• 環境変数「machinetranslator_no_index」を追加しました。ページ翻訳結果のページに「<meta name="robots" content="noindex">」を追加します。初期値は trueです。
• グローバルモディファイア「basename」を追加しました。パスの最後にあるファイル名を返します。タグ属性に「no_suffix」を指定すると拡張子を切り落とします。
• グローバルモディファイア「decode_url_basename」を追加しました。パスの最後のファイル名をURLデコードしたパスを返します。
• レコメンドAPIのビューのサンプルを画面のスクロール後、レコメンドエリアを表示する直前に非同期通信を開始するように変更しました。
• レコメンドAPIのタイプが「similar」の時、不要な DBへのクエリを省略し、結果をキャッシュするようにしました。
• 「tools/importFromCSV.php」を追加しました。引数にファイル名、モデル名、ユーザー名を指定してオブジェクトのインポートを実行できます。
• 「pt-accessanalytics.php」に「workspace_id」パラメタを付けることによって「uri」パラメタにルート相対パスを指定できるようになりました。
• 「pt-recommend-api.php」に「workspace_id」パラメタを付けることによって「uri」パラメタにルート相対パスを指定できるようになりました。
• カラム型「テキスト(768)」を追加しました。
• PTUtil::is_not_htmlを追加しました。
• プラグイン「TinyMCE」に設定「高度な設定(setup)」を追加しました。
• プラグイン「TinyMCE」のデフォルトボタンに「pt-dl(説明リスト・定義リスト)」を追加しました。
• プラグイン「HTMLImporter」に前処理(置換)を追加しました。
• 単一選択型の「画像」「ファイル」フィールドの選択済みのバッジにアセットを見るリンクを追加しました。
• リレーション型のカラムで選択したアセット以外のオブジェクトにパーマリンクの設定のある時、バッジにリンクを追加するようにしました。
• コールバック「mail_filter」のキー errorにエラーメッセージをセットできるようにしました。

改善された機能

• プラグイン「AWS_S3」の同期処理の速度を高速化しました。
• ビューに含まれるループタグのオブジェクト数が多い時、ビューの編集画面の表示速度を改善しました。
• 画像のフォーマットが拡張子と異なる時、もしくは正しく処理できない画像をアップロードした時にエラーを表示するようにしました。
• 数値型のリレーションカラムを複数設定している時、リレーション型と数値型のリレーション設定がある時、Prototypeクラスの「load_context_objs」「load_related_objs」がすべての関連オブジェクトを返すようにしました。
• オブジェクトの一覧画面からスペースセレクタでスペースを移動する時、オブジェクトへの権限のない時そのスペースのダッシュボードに遷移するようにしました。
• テキスト型のカラム長を変更しようとした時、設定しようとしているカラム長を超える既存のレコードが存在する時にエラーを出すようにしました。
• クラス「PTCache」にメソッド「exists」を追加しました。指定したキーのキャッシュが存在する時に「1」を返します。
• バイナリデータのハッシュ生成時に md5_file関数を利用するようにしました。
• ダイアログ型のリレーションの一覧ダイアログと選択済みのバッジに、オブジェクトへの編集権限がない場合もサムネイルを表示するようにしました。
• オブジェクトの作成・編集画面でプラグイン「DisplayOptions」でメニュー表示を非表示にしているモデルに対するリレーション型のカラムを非表示にするようにしました。
• 最大リビジョン数を「0」またはマイナスの値に設定している時、自動保存のリビジョンが作成されないようにしました。
• プラグイン「SimplifiedJapanese」によって振り仮名を自動でつけている時、カタカナから始まる単語、カタカナで終わる単語の振り仮名を改善しました。
• プラグイン「AccessAnalytics」のシステムプラグイン設定「除外するUser-Agent」に初期値を設定しました。
• ワークフロー利用時にステータスを現在の担当ユーザーが指定できない値に変更した時、現在の担当者へ通知メールが送信されるようにしました。

修正・変更された機能

• プラグイン「FileUploader」で「memory_limit」を超えるサイズのファイルをアップロードした時、保存時に 500エラーになる問題を修正しました。
• 「cache_driver」が「File」以外の時ビューや URLマップのビルドが重複して実行される問題を修正しました。
• プラグイン「QuickEdit」による編集画面への遷移で、リンクURLが正しく解決できないケースを修正しました。
• プラグイン「EmailMagazine」のテストメール送信でメールアドレスに対するバリデーションが機能していない問題を修正しました。
• プラグイン「TinyMCE」のバージョン 6を指定している時、「print」「paste」プラグインの JavaScriptファイルが読み込めないエラーが出る問題を修正しました。
• ファンクションタグ「mt:assetthumbnail」タグを呼び出した時、コンテキストにセットされているオブジェクトがサムネイル出力対象のオブジェクトに変わってしまう問題を修正しました。
• ダイアログ、数値型のリレーションを編集画面に表示する設定にしている時、バイナリカラムのないモデルへのリレーションでサムネイル欄が空白で表示される問題を修正しました。
• プラグイン「ImageInfo」が有効な時、ファイルの拡張子が空になることでファイルがアップロードできなくなる問題を修正しました。
• ダイアログ型のリレーション選択画面を開いた時ステータスアイコンクリックでパラメタが引き継がれない問題を修正しました。
• プラグイン「MTMLReference」のファンクションタグ「mt:objectvar」のドキュメントを修正しました。このタグは管理画面用で、権限のないユーザーには値を返しません。すべてのケースで値を返すには環境変数「allow_objectvar」を指定してください。
• RESTfulAPIのドキュメントの「update」の誤りの箇所を修正しました。
• ダイアログ・ビュー指定のあるモデルの一覧ダイアログ表示で権限エラーになるケースを修正しました。
• プラグイン「SimplifiedJapanese」によって振り仮名を自動でつけている時「Tシャツ」「Yシャツ」など、英文字1文字+他の文字で構成される単語が辞書に登録されている単語が含まれる文にランダムな文字列が混じる問題を修正しました。
• グローバルモディファイア「encode_url_basename」のドキュメントが不足していたので追加しました。
• リッチテキストエディタへアセット・画像を貼り付ける時、ダイアログの一覧でステータスによる絞り込みをした時に必要なパラメタが引き継がれずエディタへの貼り付けができなくなる問題を修正しました。
• リッチテキストエディタへ画像を貼り付ける時、ダイアログの一覧で「自分のアセット」フィルタが効かない問題を修正しました。
• モデル「table」にカラムを追加した時、スキーマアップグレード処理で「PADOBaseModelException: unknown column 'カラム名' for model 'モデル名'」エラーが出る問題を修正しました。
• リッチテキストエディタ「TinyMCE」でエディタの高さの最小値を「400px」から「200px」に変更しました。
• リンクURLを設定している時、機械翻訳結果ページの URLが置換されない問題を修正しました。
• プラグイン「MachineTranslator」でページ翻訳をバーチャルディレクトリで設定している時、パスが置換されたリンクが HTML以外の時、404になる前に元ファイルの URLへリダイレクトするようにしました。
• プラグイン「MachineTranslator」の処理の中で波ダッシュ記号「～」がチルダ「~」に置き換わる問題を修正しました。
• ワークフローの設定のあるオブジェクトでステータスを現在のユーザーに許可されない値に設定した時のワークフローのバッヂの displayが blockになっていたのを inlineになるようにしました。
• 環境変数「tidy_clean_duplicate_alt」指定のある時、意図しない画像の alt属性値が空になる問題を修正しました。
• 数値型・ダイアログ型のリレーションの設定のある時、サムネイルのないモデルのバッジにサムネイル該当なしアイコンが表示される問題を修正しました。
• ファイル名が URLエンコードされたアセットのファイル欄のビューの URLが 404になる問題を修正しました。
• 同じモデルに対する数値型のリレーションとリレーション型カラムの設定が複数存在する時、プラグイン「RebuildRelations」のトリガーが数値型のリレーションに対して効かない問題を修正しました。
• アセットのマスタに適用した時タスクと管理画面でファイル名の振る舞いを(元のファイルベースネームを維持するように)統一しました。
• プラグイン「AccessAnalytics」のシステムプラグイン設定「除外するUser-Agent」欄に「除外するIPアドレス」の値が表示される問題を修正しました。
• 直列に設定されたワークフローで他のユーザーが担当しているオブジェクトのワークフローが利用できない問題を修正しました。
• ビューの一覧画面に「表示順」が重複表示される問題を修正しました。
• プラグイン「SplitPage」で生成される一覧のページにおいて、セットされた変数が初期化されない問題を修正しました。
• オブジェクトの保存時に必須チェックやプラグイン「BannedWords」のチェックでエラーになった時、ワークフローの状態が引き継がれない問題を修正しました。
• プラグイン「UploadUtilities」でオブジェクトのステータスとアセットのステータスを同期する設定の時、大量のアセットと関連づいているオブジェクトの保存時にメモリ不足で落ちるケースを修正しました。
• 「no_encode_filename」指定のない時、アセットのファイル名の「 」が「%20」に置換される問題を修正しました。
• クエリキャッシュクリア時にディレクトリが空の時「No such file or directory」エラーがログに記録される問題を修正しました。