PowerCMS X ver.3.6 / 2.76リリースノート

公開日  :  2024-03-15 10:30

ver.3.6 / version 2.76

フィールド型「画像」「アセット」「ビデオ」から作成したフィールドに選択されているオブジェクトに権限がない時「+」ボタンで新規オブジェクト作成保存時にモーダルが閉じない問題を修正しました。
アップグレードで「フィールド型」は更新されますが、すでに生成済みのフィールドがある場合は修正を適用してください。対象のファイルは下記となります。

    tmpl/field/field_types/tmpl/asset_content.tmpl
    tmpl/field/field_types/tmpl/image_content.tmpl
    plugins/FileUploader/tmpl/fields/video_content.tmpl

新機能

  • 「PTViewer」クラスでlanguageをセットしてから初期化するようにしました。
  • テーマにプラグイン「SimplifiedJapanese」で生成したふりがなを有効化するモジュールを追加しました。
  • テーマの「.htaccess」がサブディレクトリに設置されているとき、サブディレクトリへのリクエストでドキュメントルート直下の index.html が表示されるケースを修正しました。
  • VideoCaptionsプラグインに同梱しているVideo.jsに PowerCMS Xオリジナルの外観を追加しました。
  • ワークフローの引き戻し実行時にログを保存するようにしました。
  • プラグイン「SearchEstraier」のプラグイン設定に「タイトルの重み」を追加しました。0.0〜1.0の範囲で指定し、数字が大きいほどタイトルに含まれるキーワードが優先されすりょうになります。
  • プラグイン「SearchEstraier」の検索で環境変数「searchestraier_force_mecab」指定のある時、検索フレーズから自立語を抽出して ANDもしくは OR検索できるようになりました。
  • プラグイン「SearchEstraier」の検索がフレーズ検索("キーワードをダブルコーテーションで囲む")に対応しました。
  • プラグイン「Members」の設定に「ログイン後の遷移先URL」指定のある時、ログイン後にログイン画面へ遷移しようとした時も「ログイン後の遷移先URL」に遷移するようにしました。
  • プラグイン「Members」で確認画面を経由せずに会員登録できるようになりました。
  • 「pt-members.php」の「unsubscribe」で _type省略時に confirmとして処理を続行するようにしました。
  • プラグイン「EmailMagazine」のプラグイン設定に「購読解除(List-Unsubscribe)のURL」を追加しました。
  • 環境変数「wait_import」を追加しました。CSVインポート時に一定時間ごとにお POSTリクエストを送信して処理の終了を待ちます。
  • 環境変数「exclude_tasks」を追加しました。実行しないスケジュールタスクの IDを配列で指定します。
  • 環境変数「password_1byte_letternum」を追加しました。パスワードに英字と数字のみを利用可能にします。
  • 環境変数「mail_return_path」に「true」を指定できるようになりました。メールの Fromアドレスと同じアドレスを「エンベロープFrom」にセットします。
  • 環境変数「basename_separator」を追加しました。ベースネームのスペースを置換する文字を指定します。初期値は「_」です。
  • 環境変数「build_dynamicmtml」を追加しました。DynamicMTMLを含む静的ファイル出力時にビルドを実行してコンパイルキャッシュを生成します。
  • 環境変数「show_editor_loader」を追加しました。リッチテキストロード時に進捗ローディングアニメーションを表示します。初期値は trueです。
  • 環境変数「multiplenotifications_send_bcc」を追加しました(初期値 false)。true を指定すると、プラグイン「MultipleNotifications」によるメール送信の To ではなく Bcc に宛先を追加します。メールの To にはシステムメールが設定されます。true の代わりにメールアドレスを設定すると To を明示的に設定できます。
  • 環境変数「multiplenotifications_send_bcc_logging」を追加しました(初期値 false)。true を指定すると、環境変数「multiplenotifications_send_bcc」が有効なとき送信内容 (オプション含む) をログに保存します。
  • フォームのメール送信設定で「Return-Path」を指定できるようにしました。
  • 設問タイプとフォームのバリデーションタイプに「パスワード」を追加しました。
  • 管理画面テンプレートのビルド時に変数「body_class」をセットし、「{_type}-{_model}」「mode_{__mode}」を追加するようにしました。
  • 「pt-members.php」実行時に「pre_run」フックをコールするようにしました。
  • build_pageに「ビュー」オブジェクトを指定した時にも「template_source」「template_output」コールバックを実行するようにしました。
  • 真偽値型のカラムにバリデーション「必須」を追加しました。
  • tools/backupSQL.phpにmysqldumpに渡す引数(値指定のないもの)を指定できるようになりました。
  • PTUtil::is_binary_fileを追加しました。ファイルがバイナリファイルかどうかを判別します。
  • プラグイン「HTML_CodeSniffer」有効時、カラム「htmlcs_a11ychecked」を作成することでチェック結果を保存できるようにしました。

改善された機能

  • フォーム投稿時、投稿完了画面のレスポンスヘッダに「Cache-Control」「Pragma」を追加しました。
  • オブジェクトの編集画面下部のボタンの余白を調整しました。
  • リビジョンのワークフローで公開者がリビジョンをマスタに適用しようとした時に出る「通知メッセージが入力されていません」メッセージを 1回のみ表示されるようにしました。
  • フォームの確認画面でフォームのステータスとリクエストメソッドをチェックするようにしました。
  • プラグイン「Member」の会員登録時のメールに含まれるユーザー名を表示名に変更しました。
  • 管理画面及び会員サイトからのログアウト時に RESTfulAPIのユーザーのセッションも削除するようにしました。
  • メールマガジンの新規作成画面でメールアドレス対象モデル選択のドロップダウンの初期値を「メルマガ購読者」となるようにしました。
  • Prototypeクラスの loginメソッドの第二引数に「true」を渡すことによって、リダイレクトせずにログイン処理のみを行えるようにしました。
  • パスワード変更後にユーザーまたはメンバーを保存する直前に「recover_password」コールバックを追加しました。
  • 環境変数「strict_offset」指定のある時、ソートキー配列の時も「id」を含まない時 limit指定のある時、ソートキーに「id」を追加するようにしました。
  • 一覧画面の画面オプションの表示数の最大値を「5000」にしました。
  • プラグイン「Members」のプラグイン設定画面のレイアウトを調整しました。
  • ユーザーなどのパスワードハッシュ型カラムのあるオブジェクトを保存した時にログにハッシュ値が保存されないようにしました。
  • ワークフローの作成・編集画面で「メールのFrom」が「個別に指定する」以外の時、メールアドレスのバリデーションを無効にするようにしました。
  • 環境変数「tar_path」の初期値を追加しました。
  • Prototypeクラスにプロパティ「procs」配列を追加しました。proc_openで開始したプロセスをインスタンスの終了時にまとめて終了します。
  • プラグイン「QuickEdit」が「/」で終わる URLにも対応しました。
  • プラグイン「ExternalPreview」のクッキーの有効期限の初期値(秒)を「10」から「60」に変更しました。
  • 「やさしい日本語エディタ」のエディタのスタイルを調整しました。
  • 情報分類の階層の保存、情報分類とタグの CSVからのインポート時に「正規化」カラムの値をセットするようにしました。
  • 「tools/encryptDBPassword.php」をデータベース接続なしで実行するようにしました。
  • objectloopタグで「workspace_id」カラムのあるオブジェクトを指定している時、重複クエリが発行されないようにしました。
  • backupSQL.phpで対象ファイルが存在する時上書き確認のプロンプトを出さずに実行できるようにしました。
  • 不正な「_language」パラメタを無視するようにしました。
  • モデルのオプション「リビジョン対応」を有効化した時に自動で作成されるカラム「rev_changed」の一覧表示を「なし」から「テキスト」に変更しました。
  • 不正なキャッシュパスへのアクセスを試みた時にエラーを返すようにしました。
  • RESTfulAPIの「authentication」メソッドでシステム設定の「許可されたIPアドレスはロックしない」設定が機能するようにになりました。

修正・変更された機能

  • 記事・ページのタイトル・本文、フォームの名前と説明欄にヒントを指定した時表示されない問題を修正しました。
  • 階層付きモデルでプライマリカラムをユニーク設定している時、オブジェクトの階層管理画面で重複を許容してしまう問題を修正しました。
  • プラグイン「Members」のサインアップ後のテンプレートのフレーズを修正しました。
  • オブジェクト作成・編集画面の表示オプションで非表示になっていたリッチテキストエディタを表示した時エディタの高さが十分に確保されない問題を修正しました。
  • データベースが MariaDBの時、backupSQL.phpで「/usr/bin/mysqldump: unknown variable 'set-gtid-purged=OFF'」エラーが出るケースを修正しました。
  • ファンクションタグ「mt:membersappurl」が利用できなくなっていた問題を修正しました。
  • スマートフォンなどの画面幅の広い端末で管理画面を操作している時、リレーションのバッジのテキストがボタンと重なる問題を修正しました。
  • orderカラムをユニーク指定した時、一覧画面で重複した表示順を指定しても保存ができてしまう問題を修正しました。
  • プラグイン「MTMLReference」のタグ「websitedescription」のドキュメントの誤りを修正しました。
  • Windows環境で環境変数「プラグイン名_mecab_path」指定が有効にならない問題を修正しました。
  • PHP拡張の「Exif」がインストールされていない時画像のアップロードができない問題を修正しました。
  • プラグイン「UniqueURL」で重複チェックが機能しないケースを修正しました。
  • ファンクションタグ「mt:canonicallink」「mt:canonicalurl」を呼び出した時「Undefined variable $obj (2) occured」エラーが出る問題を修正しました。
  • プラグイン「Abs2Rel」が有効な時、ファンクションタグ「mt:canonicallink」の出力結果が相対パスに置換されてしまう問題を修正しました。
  • プラグイン「SiteSync」で「sitesync_workspaces_in_system」が有効時、システムの同期画面から同期ができない問題を修正しました。
  • PHP8.1以上で「PTUtil::sec_to_hms」で「Implicit conversion from float」エラーが出るケースを修正しました。
  • Prototype クラスの「get_related_objs」の第3引数を指定したとき、数値タイプのカラムのデータを取得できない問題を修正しました。
  • ブロックタグ「mt:breadcrumbs」に属性「relation_name」を指定できるようになりました。container 属性に指定したモデルをリレーションしているカラム名を明示的に指定できます。
  • プラグイン「MTMLReference」のタグリファレンスで、ブロックタグ「mt:breadcrumbs」に「relation_name」属性の説明を追記しました。
  • プラグイン「Members」の会員ログイン時の Cookieの有効期限と、RESTfulAPIのログインCookieの有効期限が合っていない問題を修正しました。
  • 「Website」テーマ適用時にカテゴリアーカイブと年度別アーカイブのアーカイブ種別が空になる問題を修正しました。
  • 「Website」テーマ適用時に年別リストがサイドバーに出ない問題を修正しました。
  • 一部のプラグインの tmpl配下のテンプレートのタグのコンパイルエラーを修正しました。
  • RESTfulAPIの「authentication」メソッドで「Undefined variable: app」エラーとなるケースを修正しました。
  • 添付ファイルにCSVファイルを含むオブジェクトのインポートでエラーになるケースを修正しました。
  • プラグイン「Members」でユーザーを無効化した時にユーザーの有効化通知メールが送信されるケースを修正しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」でページの URLが変更された時に変更前のページが検索インデックスに残る問題を修正しました。
  • スマートフォンなどの幅の狭い画面の時、一覧画面と作成・編集画面の「画面オプション」ボタンがヘッダーのバーと重なる問題を修正しました。
  • プラグイン「ComponentBlocks」でマルチブロックにフィールドを追加した場合でもコンテナ配下のブロックのバリデーションが効くようにしました。
  • 「PTPublisher」クラスの publishメソッドでテンプレート変数「application_dir」「application_path」をセットするようにしました。
  • 「TinyMCE5」のアンカー挿入時のエラーメッセージを修正しました。
  • スペースの WebサイトURLにディレクトリを含む時プラグイン「AWS_S3」のアクション「AWS S3へのファイル同期」実行時に正しいパスに同期されない問題を修正しました。
  • アセットのファイル選択後に表示される「ビュー」ボタンで選択したファイルの確認ができない問題を修正しました。
  • プラグインエクスポート時に「Undefined variable $content」エラーが出るケースを修正しました。
  • 「MecabTagger」が有効な時、カスタム辞書が正しく利用されないケースを修正しました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」でユーザー辞書が正しく生成されないケースを修正しました。
  • プラグイン「SiteSync」でステージングと本番を設定している時、公開同期処理で意図せず CMS環境のファイルが本番に反映されてしまう問題を修正しました。
  • プラグイン「Mirroring」に設定するパスワードに特定の文字が含まれているとき、同期が行えない問題を修正しました。
  • VideoCaptionsプラグインで動画を埋め込んだページにおいて、スマートフォンで動画を全画面表示をした際にキャプションの表示が大きすぎる問題を修正しました(Video.jsバージョン8.xのみ)。
  • VideoCaptionsプラグインで動画を埋め込んだページにおいて、画面のリサイズを行うと字幕の選択肢に「unknown」と出るケースを修正しました。
  • ワークフローの引き戻し実行時のメール本文のユーザー名にステータスがセットされる問題を修正しました。
  • ワークフローメール通知設定がされていないときにも「引き戻し」のメールが送信されるケースを修正しました。
  • 「allow_comment」カラムの初期値がオブジェクト作成画面に反映されない問題を修正しました。
  • 「model」「object_id」カラムのあるモデルの一覧画面で「PADOBaseModelException: unknown column 'primary' for model」がログに記録されるケースを修正しました。
  • 権限を付与済みのモデルを削除した時、一覧・編集画面で「Undefined offset」警告がログに記録される問題を修正しました。
  • アセット一覧画面でフィルタ「画像」を適用した時、一覧画面に「現在のフィルタ」表示が出ない問題を修正しました。
  • フィールド型「画像」「アセット」「ビデオ」から作成したフィールドに選択されているオブジェクトに権限がない時「+」ボタンで新規オブジェクト作成保存時にモーダルが閉じない問題を修正しました。
  • 一覧画面で権限のないオブジェクトを一覧に表示している時「全n件を選択する」の件数が選択可能なオブジェクトの件数と一致しない問題を修正しました。
カテゴリ   :   リリースノート
最終更新 : 2024-04-19 10:02