PowerCMS X ver.3.63 / 2.763リリースノート

公開日  :  2025-01-30 16:00

ver.3.63 / version 2.763

本リリースにはセキュリティに関する修正が含まれるため、アップデートを強く推奨いたします。

新機能

  • DomDocumentを拡張した「lib/Prototype/class.PTDomDocument.php」を追加しました。guerySelectorメソッドなどを利用可能になります。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」にRESTfulAPIエンドポイント「get_furigana_mapping」を追加しました。テキストとふりがな付きテキストのマッピングを JSON形式で動的に生成して返します。
  • 条件タグ「if」「unless」にタグ属性「or」を追加しました。「|」で区切った文字列または配列を指定、いずれかに合致するときにブロックを出力します。
  • 「lib/Html2Text」「lib/CssXPath」を追加しました。
  • プラグイン「Text2OgImage」で「padding-top」「padding-bottom」「ふりがな色」を指定できるようにしました。また、文字数からテキストのサイズを調整する機能を追加しました。
  • やさしい日本語エディタにボタン「pt-ogimage」を追加できるようにしました。選択文字列をプラグイン「Text2OgImage」を利用して画像化します。
  • プラグイン「BannedWords」の設定に「エディタでの修正対象を選択可能にする」を追加しました。チェックボックスでダイアログ内の修正適用箇所を選択して適用できるようになります。
  • 環境変数「cache_driver」が「Redis」の時、TLS接続をサポートしました。環境変数「memcached_servers」に「tls://」から始まるアドレスを指定してください。
  • 環境変数「documentsearch_textfile_enable」を追加しました。TRUE を指定するとプラグイン「DocumentSearch」が拡張子「.txt」を検索対象に選択できます。テキストファイルの文字コードは「UTF-8」もしくは「Shift_JIS」のみをサポートします。

改善された機能

  • エラーによってスクリプトが終了した時にエラーログを記録するようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」からのインポート時、リレーション型のカラムに対応しました。
  • スケジュールタスクのログを記録する時、1分以上時間のかかっている処理のログの経過時間を時分秒形式で記録するようにしました。
  • 環境変数「optimize_data_free」を追加しました。初期値は「5000000」です。MySQLの「data_free」が指定の値を超えているテーブルに対して、夜間に実行されるスケジュールタスクで「OPTIMIZE TABLE」を実行します。値に「-1」を指定すると、常にスキップされます。
  • 環境変数「optimize_table_cnt」を追加しました。初期値は「3」です。実行されるスケジュールタスクで「OPTIMIZE TABLE」を実行する最大テーブル数を指定します。
  • 「tools/exportCSV.php」を追加しました。「--file(拡張子は.zip)」「--model」を引数に指定してオブジェクトのエクスポートデータを作成します。
  • 「tools/importFromCSV.php」でCSV/ZIP以外のファイルを指定したときのエラーメッセージにファイル名を追加するようにしました。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」に環境変数「simplifiedjapanese_reflects_dates」を追加しました。「ついたち」「ふつか」「とおか」のような日付の読みをふりがなに反映させます。初期値は「true」です。
  • プラグイン「SimplifiedJapanese」で 1から12の数字+月のふりがなを「がつ」にするようにしました。
  • 検索機能でリレーションカラムに対して「_filter_and_or_[カラム名]」パラメータを利用できるようになりました。環境変数「filter_relation_cols_and_or_compat」を true とすると従前の振る舞いと同等となります。初期値は false です。
  • 環境変数「admin_filter_relation_cols_and_or」を追加しました。「AND」または「OR」を設定可能で、管理画面での検索でリレーションカラムに対して複数フィルタを設定した際に OR 検索か AND 検索かを指定出来ます。
  • プラグイン「SearchEstraier」に環境変数「searchestraier_consider_headings(見出しを重みづけに利用する)」を追加しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」に環境変数「searchestraier_use_weight(重み付けを有効化)」「searchestraier_doc_weight(拡張子ごとの重みをJSONで指定)」「searchestraier_model_weight(モデルごとの重みをJSONで指定)」を追加しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」でインデックスのコピーに成功したのちにバックアップへのリネームを行うようにしました。
  • 「plugins/SearchEstraier/tools/syncCasket.php」でコピー元のインデックスがない時処理を打ち切ってエラーを記録するようにしました。
  • 環境変数「searchestraier_idx_backup」指定のある時、syncCasket実行時にコピー元インデックスが存在しなかった時バックアップからコピーを作成するようにしました。
  • 再構築トリガーやコンテナの関連ページの再構築について、他のプロセスが処理開始以降に当該ページの再構築を行なっていた時は処理をスキップするようにしました。
  • RESTfulAPI の「get」「list」「search」メソッドでバイナリカラムを SELECT文から除外するようにしました。
  • Prototypeクラスにメソッド「chunk_upload」を追加して「include/edit/chunk_upload.tmpl」を追加しました。
  • プラグイン「HTTPAuth」のプラグイン設定画面に「ドキュメントルートの設定をリセットする」ボタンを追加しました。
  • テンプレート・タグを含まないビューと URLマップのコンパイルチェックを省略するようにしました。
  • 「cache_driver」が「Memcached」または「Redis」の時プラグイン「CacheManager」のキャッシュ管理画面で「キャッシュ内のすべてのアイテムを無効にする」を選択可能にしました。
  • 環境変数「duplicate_a_date」を追加しました。オブジェクトの複製時に「公開日」の値を引き継いで複製します。初期値は trueです。モデルごとに設定するには「duplicate_a_entry_date」のようにモデル名を含んで指定します。false指定の時「公開終了日を指定」「公開終了日」の設定がリセットされます。
  • プラグイン「HTMLImporter」でのインポート時、同一URLを上書きする際に、リビジョンを上書きしないようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」の「前処理(削除)」「前処理(置換)」に単純文字列を指定できるようにしました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で「htmlimporter_show_import_from」指定のあるとき、ZIPファイルからインポートしたときはインポート後の編集画面に URLを表示しないようにしました。
  • オブジェクトのステータス変更後の再構築時に URLオブジェクトをリアルタイムに更新するようにしました。
  • PTRecommendAPIクラスでコマンド実行時に自分自身を除外するようにして読み込む関連記事を 1件少なくしました。
  • プラグイン「NuHtmlChecker」で「script」「style」の「type」属性に関するエラーを無視するようにしました。
  • プラグイン「PasswordExpired」が有効で、パスワードの有効期限が切れているとき、ログインしているユーザー以外のユーザーの編集画面に警告が出ないようにしました。
  • プラグイン「ImageInfo」で PDF.jsによって抽出したテキストの null文字や不要な改行を取り除くようにしました。
  • 全般設定とモデル「user」「member」の保存時に「language」に不正な値を保存できないようにしました。

修正・変更された機能

  • 環境変数「fmgr_delayed」を廃止しました。
  • プラグイン「BannedWords」で「文末以外の副詞を削除する」が効かないケースを修正しました。
  • プラグイン「BannedWords」で「文末以外の副詞を削除する」時、直後が「、」の時に直前の単語が重複するケースを修正しました。
  • プラグイン「BannedWords」で「時刻を午前午後+12時間表記に統一する」指定のある時12時台の時刻が適切な表記にならないケースを修正し「午前」を追加するようにしました。
  • プラグイン「BannedWords」で同じ文字を含む修正候補が複数ある時、一部の文字が修正されないケースを修正しました。
  • プラグイン「BannedWords」で全角数字「0」の修正を取りこぼすケースを修正しました。
  • Website・Mediaテーマに同梱されているビュー「(Furigana) CSS」を修正しました。ふりがな機能を使用した際に Edge、Chrome でふりがなが親文字と近すぎる問題を修正しました。
  • 設問に「集計する」がチェックされているものを含むコンタクトの一覧画面からアクション「CSVエクスポート」「集計する」がエラーになる問題を修正しました。
  • Mediaテーマに同梱されているビュー「(Media) Stylesheet」を修正しました。出力ページでふりがなを付けた際にボタンの文字が隠れる場合があるのを修正しました。
  • モデルのオプション「ディレクトリ・パス」指定のある時、パスの編集表示指定のある時パス・ベースネーム欄にパス欄を重複表示しないようにしました。また、パス・ベースネーム欄の input要素に placeholderと aria-labelを追加しました。
  • 特定の画像をアップロードした時にサムネイルが正常に生成されないケースを修正しました。
  • ステータスカラムのあるモデルについて、削除権限のないユーザーが編集画面をひらいた時に「削除」ボタンが表示される問題を修正しました。
  • 環境変数「rebuild_async」指定時にプロパティ「request_id」が引き継がれてずプロセス数上限を超えても待機しない問題を修正しました。
  • 代替テンプレート「edit_モデル名」「list_モデル名」「hierarchy_モデル名」が使われている時、template_source / template_outputコールバックが呼ばれないケースを修正しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」のプラグイン設定「タイトルの重み」が正しい「重み」でインデックスに反映されていなかった件を修正しました。
  • プラグイン「ComponentBlocks」に同梱のVue.jsをver.3.5.3に更新しました。
  • システム/スペース設定で「リンクURL」に「サイトURL」が含まれているとき、一覧画面の「ビュー」リンクが無効な URL になる問題を修正しました。
  • 係り受け解析器「cabocha」を利用しているときにプラグイン「BannedWords」の文末の「ましょう」が意図しない変換結果になるケースを修正しました。
  • プラグイン「BannedWords」の漢字レベルの表示ボタンで「固有名詞を含めて評価するにはCtrl(Command)キーを押下しながらボタンをクリックしてください。」が正常に動作しない問題を修正しました。
  • プラグイン「Keywords」「SimplifiedJapanese」で環境変数に指定のある mecabの辞書を利用していなかった問題を修正しました。
  • プラグイン「SingleSignOn」でSAMLドキュメントの署名がない場合に PHP Fatal error となる問題を修正しました。
  • プラグイン「VideoCaptions」で管理者以外のユーザーがキャプションのタブ区切りテキストサンプルをダウンロードできない問題を修正しました。
  • プラグイン「VideoCaptions」でファイルの編集画面のカードのフォントが適用されないケースを修正し、文字サイズや行送りなどを調整しました。
  • プラグイン「Watermark」で透かしの合成時に「conversion from float XX.XXX to int loses precision」エラーが出る問題を修正しました。
  • プラグイン「Watermark」で拡張子が大文字の画像に透かしを合成できない問題を修正しました。
  • プラグイン「Theme_GitHub」を利用してリポジトリ連係機能を利用しているとき、テーマ管理画面で一部のテーマが表示されないケースを修正しました。
  • プラグイン「AWS_CloudFront」で環境変数「aws_cloudfront_maxpurge_per_once」によってリクエストのパスが「/*」に纏められたとき、「AWS CloudFront キャッシュの無効化リクエスト送信中にエラーが発生しました(Your request contains one or more invalid invalidation paths.)。」エラーがとなり処理が失敗する問題を修正しました。
  • プラグイン「AWS_CloudFront」で環境変数「aws_cloudfront_ts_job」が false のときにもジョブが作成される問題を修正しました。
  • 環境変数「cache_driver」が「Redis」「Memcached」の時ポート番号を省略した時に「Notice: Undefined offset」エラーが出るケースを修正しました。
  • PTUtil::sec2hmsで「Implicit conversion from float-string "(string)" to int loses precision」エラーが出るケースを修正しました。
  • プラグイン「ImageInfo」でAdobe CMapファイルの読み込みに失敗しPDFのテキスト抽出が上手くいかないケースを修正しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」でインデックスのコピーに失敗した時にエラーログが記録されないケースを修正しました。
  • テーマの適用時に「Passing null to parameter #1 ($haystack) of type string is deprecated」エラーが出るケースを修正しました。
  • 画像やファイルフィールドを必須にした時に必須チェックが効かないケースを修正しました。
  • プラグイン「PluginStarter」が提供するプラグインひな形編集画面で追加済のコールバック選択セレクトボックスに「post_save_clone」「post_save_revision」が含まれない問題を修正しました。
  • 「cache_driver」が「Redis」で環境変数「query_cache」が trueの時、削除した対象のキャッシュがヒットしてしまう問題を修正しました。
  • プラグイン「DocumentSearch」で PDF ファイルを検索対象としているとき、環境変数「documentsearch_pdf_filter」が「PHP」の場合にドキュメント冒頭がインデックスに含まれないケースを修正しました。
  • JSONに変換できない特定の文字列を含む選択テキストがある時、一部のエディタのボタンなどが正常に動作しないケースを修正しました。
  • 条件タグ「ifembedaudio」が利用できない問題を修正しました。
  • プラグイン「ImageWebP」のモディファイア「convert2webp」を画像以外の URLに適用した時「1」が出力される問題を修正しました。
  • Prototypeクラスの「get_children」が孫以下の階層のオブジェクトを返せない問題を修正しました。
  • 「mt:objecttoresource」「mt:objecttojson」タグを利用したときに「Cannot modify header information」エラーがログに残る問題を修正しました。
  • ふりがな機能でふりがな適用時にJavaScriptエラーが発生する場合があった問題を修正しました。
  • モデル「設問」のオブジェクトで「値」を指定した場合にフォーム確認画面(エラー画面)で選択項目が選択されない問題を修正しました。
  • モデル「設問」のオブジェクトで「オプション」もしくは「値」に引用符が含まれる場合にフォーム確認画面(エラー画面)で選択項目が選択されない問題を修正しました。
  • 環境変数「machinetranslator_bracket_individual」の初期値がセットされていなかった問題を修正しました。
  • プラグイン「MachineTranslator」ドキュメントの環境変数のスペルミス「machinetranslator_cacheing」を「machinetranslator_caching」に修正しました。
  • プラグイン「HTMLImporter」で ZIPファイルからインポートしたときにオブジェクトとアセットの関連付けが正しく紐づかないケースを修正しました。
  • 「ユーザーをアサイン」「ステータス対応」「有効期限対応」のモデルに「workspace_id」カラムがないとき、管理者ではないユーザーが一覧画面を表示したときに PDOExceptionエラーがログに残る問題を修正しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」の「mt:estraiersearch」タグで複数フレーズを検索するとき、環境変数「searchestraier_force_mecab」が TRUE だと期待した結果にならない問題を修正しました。
  • PTUtil::sec2hmsで「Implicit conversion from float "(float)" to int loses precision」エラーが出るケースを修正しました。
  • プラグイン「ComponentBlocks」で入力フィールドが単一チェックボックスになる時、初期値が反映されない問題を修正しました。(ただしVue.jsの仕様上、単一チェックボックスの保存値は真偽値になります。)
  • フォームの一部エラーメッセージが翻訳されない問題を修正しました。
  • オブジェクト編集画面でエラーになると「階層」表示カラムのプライマリ設定が引き継がれない問題を修正しました。
  • オブジェクト編集画面でエラーになると「ドロップダウン」表示のリレーション型カラムの値が引き継がれない問題を修正しました。
  • 「rebuildFiles.php」で urlmapping_ids指定の時条件によって意図したファイルが出力されないケースを修正しました。
  • 「rebuildFiles.php」で URLマップが「手動」になっている URLが出力されないケースを修正しました。
  • プラグイン設定画面のダイアログで「リセット」ボタンをクリックした時の確認メッセージの翻訳が漏れているのを修正しました。
  • プラグイン「Keywords」が有効な時プラグイン「SearchEstraier」のインデックスに不要なキーワードが含まれてしまうケースを修正しました。
  • 環境変数「leave_revisions」指定のある時、オブジェクト削除時にアーカイブが削除されないケースを修正しました。
  • オブジェクトのインポート後、テーマの適用後カラム「status」のないオブジェクトが再構築されない問題を修正しました。
  • 環境変数「export_int2label」が true の時、数値だけの値を ID として扱ってしまう問題を修正しました。
  • 環境変数「worker_debug」指定のある時、タスクの実行時間が正確に計算されないケースを修正しました。
  • 削除フラグの付いている URLをダイナミック・パブリッシングで表示させようとした時に空白のページが返るケースを修正しました。
  • 「translate」モディファイアを指定している時フレーズに「%」を含む時にエラーになる事象を修正しました。
カテゴリ   :   リリースノート
最終更新 : 2025-01-31 11:25

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