サーバー配信機能について(Mirroringプラグイン)

Morroringプラグインは、ウェブサイトを外部サーバーへミラーリングする機能を提供します。

ミラーリングにはLFTPを利用するため、差分アップロード、更新・削除されたもののみを対象にミラーリングすることができ、高速に反映することが可能です。 通信プロトコルは、SFTP/FTPをサポートします。また、ローカルディスク上のステージング領域にファイルを同期した後に外部サーバーへミラーリングする運用もサポート。未来日時の完全なサイトプレビューを実現する LivePreview機能とあわせて、IR情報などの安全な運用管理を実現します。

スコープ毎に最大5箇所までのミラーリングが可能です。

インストールと設定

  • lftpがインストールされていない場合、まず lftpをインストールしてください。
  • PHPから lftpが実行できることを確認してください。
  • lftpのパスが「/usr/local/bin/lftp」とは異なる場合、環境変数「mirroring_lftp_path」に lftpコマンドのパスを記述してください。
  • プラグインを有効化します。
  • システム、各スペースのプラグイン設定で、同期先の設定を行ってください。最大5箇所まで指定できます。
  • 複数台のサーバーへの同期を設定する場合、環境変数「mirroring_servers」に 2〜5の数値を指定してください。
  • 同期が実行可能なのは各スコープの「ミラーリング」権限を持つユーザーです。

全体の設定

  • ステージング環境のパス : ローカルディスク上の一時ディレクトリに同期してからリモートサーバーへ同期する場合に指定してください。

※ 指定可能なパス(前方一致)を環境変数「mirroring_staging_root_path」にカンマ区切りで指定してください。
※ mirroring_staging_root_path の指定値がない時、この項目は表示されません。
※ 「削除の同期」「隠しファイル」「除外条件」についての設定は「同期先の設定(1)」が使われます。

転送先ごとの設定の例

ミラーリングプラグインの設定

  • プロトコル (sftpもしくは ftpから選択)
  • ポート (ポート番号)
  • ログイン名とパスワード(例 : pcmsxuser / **************** )
  • 同期先サーバー(例 : www.powercmsx.jp )
  • リモート・パス (例 : /var/www/htdocs)
  • 削除されたファイルを同期先から削除
  • 隠しファイル('.'から始まるファイル名)を除外する
  • 除外条件 (例:^powercmsx/,^assets/)
    ※ パスワードではなく鍵ファイルを利用する場合、~/.ssh/configを編集してホスト名で sshが可能になるように設定してください。

~/.ssh/config の設定例

Host www.powercmsx.jp
HostName www.powercmsx.jp
User pcmsxuser
Port 22
IdentityFile 鍵ファイルのパス

実行されるコマンドの例

/usr/local/bin/lftp -u pcmsxuser,**************** -p 22 -e 'mirror --verbose=3 --only-newer -R --delete --exclude=^\. --exclude=^powercmsx/ --exclude=^assets/ [サイト・パス] /var/www/htdocs;quit' sftp://www.powercmsx.jp

ミラーリングの予約・デバッグ・実行

サーバー配信機能

  • 「ツール」メニューから「ミラーリング」を選択します。
  • 「現在の設定を確認」をクリックすると、実行されるコマンドを確認できます。
  • 予約する場合は、日付と時刻を指定して「予約する」ボタンをクリックします。複数の予約はできず、再設定すると予約日時は上書きされます。
  • 予約されたミラーリングは、設定日時を超えて tools/worker.php が実行された時に行われます。
  • 「実行する」をクリックすると、すぐにミラーリングを実行します。
  • 「デバッグする」をクリックすると、ミラーリングは行わず、実行予定のログを返します。
  • 「ステージング環境に同期する」をクリックすると、すぐにステージング環境への同期を実行します。

相対パスへの変換

CMS環境のサイトURLと転送先サーバーのURLが異なる時、HTML内のリンク・パス情報を相対パスに変換する必要があります。以下のいずれかの方法で行うことができます。

1.relativeモディファイア(ルート相対パスに変換)

<mt:websiteurl>, <mt:entripermalink> などのURLを出力するタグに対しては、relativeモディファイアが利用できます。

<mt:websiteurl relative>

2.regex_replaceモディファイア(正規表現)

ソース全体もしくは特定のブロックを対象に置換する場合は、以下のようにすることで、ルート相対パスに変換することができます。

<mt:setvarblock name="search_url">/<mt:websiteurl regex_replace="'/(^https{0,1}:\/\/.*?\/).*$/','\$1'" preg_quote="/">/</mt:setvarblock>
<mt:for regex_replace="'$search_url','/'">
〜
</mt:for>

もしくは、

<mt:setvarblock name="search_url">/([src|href|action]\s*\=\s*["|'])<mt:websiteurl regex_replace="'/(^https{0,1}:\/\/.*?\/).*$/','\$1'" preg_quote="/">/</mt:setvarblock>
<mt:setvarblock name="replace_url">\$1/</mt:setvarblock>
<mt:for regex_replace="'$search_url','$replace_url'">
〜
</mt:for>

3.Abs2Rel プラグインを利用する

Abs2Rel プラグインを有効化すると、自動的に URLや絶対パスをファイルを起点とした相対パスに変換します。プラグイン設定でスコープ毎に有効・無効を指定できます。