2018年12月12日(水) 東京、2018年12月19日(水) 大阪で「PowerCMS X 製品発表会」を開催いたしました。
最初に、当社の代表取締役であり、PowerCMS Xの開発者の野田より「PowerCMS X の概要」をお話させていてだきました。
PowerCMS Xの最大の特徴である「モデル」の概念を「TODOリスト」の作成過程をデモしながら説明し、その後も実際のデモを中心に約1時間強にわたってその全貌をご紹介しました。
セッションのアジェンダは以下のとおりです。
モデル設計の自由度、再構築速度、完全な未来日時のサイト全体のプレビューなどに注目が集まりました。アンケートの結果では、どちらかと言えば制作者の方の理解度が高く、短時間で豊富な機能のすべてが消化しきれなかった方もいたように感じました。そのこともあり、現在ドキュメントを鋭意整備中です。
続いて、当社関連会社の株式会社LAB フロントエンドエンジニアの安倍より、「フロントエンド実装者から見た PowerCMS X」の発表がありました。
「弁護士」を紹介するWebサイトを例にとって、モデルの概念の説明、実際のテンプレートの書き方などを従来のPowerCMSの管理画面と比較しながらわかりやすく紹介。管理画面のカスタマイズ実例として、Googleマップを管理画面に埋め込む例や、管理画面のCSSをカスタマイズする自作プラグインの紹介など、CMS実装時の具体的な事例により、PowerCMS Xで何ができるかの理解が深まるセッションでした。
最後に、再び野田より、パートナー制度やライセンス価格の紹介とともに、PowerCMS X を活用した Web サービスの開発事例として、アルファサードの新サービス「伝えるウェブ」を紹介いたしました。
伝えるウェブは、ウェブサイトを外国人や知的障害者の人に伝わりやすい「やさしい日本語」に自動変換するAI(機械学習)サービスやサイトにフリガナを自動的に追加するサービスで、辞書の管理画面や設定画面はPowerCMS Xをベースに作られています。不特定多数のユーザーがログインして利用するWebサービスとしての利用例ということで、アンケートによるセッションの理解度は実はこの最後のセッションが一番高く、私たちとしても、このサービスの可能性を感じることができました。
「伝えるウェブ」のWebサイトは現在制作中で、来年早々にもまた改めて発表させていただく予定です。
東京・大阪あわせ、およそ50名の方に参加いただきました(特に東京会場はほぼ満席状態でした)。今後も、ドキュメントの拡充だけでなく、ハンズオンや具体的な事例紹介セミナーなどを開催していく予定です。
最後に、ご参加いただいたみなさまに改めて御礼申し上げますとともに、PowerCMS Xをどうぞよろしくお願いいたします。