権限の一括割り当てに対応。新機能を多数追加した PowerCMS X ver.2.58の提供を開始します。
ユーザー一覧画面から複数のユーザーを選択して、複数のスコープに対して複数のロールを一括で割り当てられるようになりました。権限設定作業の負担を大幅に軽減します。
キャッシュ機能を大幅に改善しました。また、Redis や APCu など選択できるキャッシュ形式が大幅に増えました。
cache_driver | 特徴 | 冗長化構成 |
---|---|---|
File(規定) | 最も手軽に導入できます。特に query_cache を有効にしていると大量のファイルが生成されるため、キャッシュのクリアに時間と負荷がかかります。また、冗長化構成時はファイルを lsyncdなどで同期するか、共有ディスクなどにキャッシュファイルを置く必要があります。 | ファイル共有が必要 (冗長化時の指定は非推奨) |
APCu (New) | 非常に高速です。ただし、唯一冗長化構成に非対応です。キャッシュの効果を最大限にするためには apc.shm_size を512Mなど、大きめに割り当ててください。 | 非対応 |
SQLite (New) | 比較的小規模なサイトでサーバーが1台構成でサーバーのPHPがAPCuをサポートしていない時 (高速なディスクを使える時) はこの設定を推奨します。 | ファイル共有が必要 (冗長化時の指定は非推奨) |
MySQL (New) | CMSが利用するデータベースにキャッシュ専用のテーブルを作成し、それを利用します。冗長化構成時にも手軽に導入できます。 | 対応 |
Memcached | サーバーのPHPが Memcached をサポートしている場合に指定可能です。ただし、デフォルトの1Mでは容量を超える可能性が高いため、大きめの容量を設定してください。例 : /usr/bin/memcached -I 50M | 対応 (推奨) |
Redis (New) | サーバーのPHPが Redis をサポートしている場合に指定可能です。 | 対応 |
ブロックタグ mt:triggersection で囲うことにより再構築トリガーでの更新範囲を指定できるようになりました。このタグで囲われた部分はブロックをHTMLコメントで囲んだ形で出力されます。
プラグイン「SimplifiredJapanese」による「やさしい日本語エディタ」から、画像、PDFに加え、Microsoft Word (.docx)形式のファイルを直接ダウンロードできるようになりました。やさしい日本語の活用を強力にサポートします。
「mtvar」「mt:setvar」「mt:setvarblock」「mt:if」「mt:unless」「mt:elseif」タグが「op」モディファイアをサポートしました。「mt:setvartemplate」「mt:getvar」「mt:else」「mt:ifgetvar」はサポートされません。
add
または +
: 加算sub
または -
: 減算mul
または *
: 乗算div
または /
: 除算mod
または %
: 剰余inc
または ++
: インクリメントdec
または --
: デクリメント参考リンク : テンプレートタグで利用できる演算関数 : PowerCMS 新しいウィンドウでリンクを開く
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