自然言語処理をCMSに活用。新機能を多数追加したPowerCMS X ver.2.2の提供を開始

公開日  :  2020-10-01 13:00

PowerCMS Xのリリースからまもなく2年、要望の多かった機能を多数取り入れた新バージョンの提供を開始します。また、インストール済みAWSをフルマネージドでご提供する PowerCMS X クラウドの提供を開始します。

自然言語処理をCMSに活用、キーワードや要約の自動生成に対応

Keywordsプラグインを新たに追加しました。

  • 記事やページの概要の自動生成に対応しました。
  • 予め登録したキーワードでの自動タグ付け、自動リンクの追加が可能になりました。
  • summarize モディファイアを追加、やさしい日本語エディタにも伝えるウェブと同様の要約機能が追加されました。

概要やキーワードを自動作成

モデルを特定のスペースのみで利用可能に

DisplayOptionsプラグインをアップデートしました。

  • モデルの編集画面で、そのモデルを利用するスペースを選択可能になりました。
  • 特定のスペースのみで利用するモデルをより簡単に設定できます。

モデルを利用するスペースを選択可能に

DynamicMTML (静的ファイル内の部分的動的処理) に対応

PowerCMSでのウェブサイト構築での動的処理の定番 DynamicMTMLに対応しました。

  • 静的生成したファイルの一部をテンプレート・タグによって動的処理するものです。
  • パフォーマンス低下を最小限に動的生成のサイトを構築可能です。

テンプレート・タグの強化

配列を柔軟に扱うコア・タグを追加しました。「mt:loop」タグに shuffle、offset、limit属性を指定可能になりました。
また、ループを途中で抜ける「mt:break」を追加しました。

  • mt:arrayshuffle (配列をシャッフルする)
  • mt:arrayslice (配列を切り取る)
  • mt:arrayrand (配列からユニークな n件を抜き出す)
  • mt:break (ループを抜ける)

ページの公開・非公開とアセットの公開・非公開を同期

UploadUtilities プラグインをアップデートしました(Multiライセンス以上に同梱)。

  • 記事やページ、その他のモデルに添付されたアセットを添付元のページの公開・非公開と同期可能になりました。
  • 他のオブジェクトから参照されているかどうかをチェックし、他のオブジェクトから参照されていないもの、もしくはすべてのステータスが一致する場合のみ同期を行います。

ページとアップロードファイルのステータスを同期

RSSや JSONなどの外部リソースをビューで扱うテンプレート・タグを追加

  • Feedsプラグインを新たに追加しました。
  • PowerCMS の Feeds.App Lite と同様の記述で外部のフィードを取り扱うことができます。
  • フィードに加え、外部リソースが JSONの時もほぼ同様の記述でデータを扱えます。
  • 外部リソースは期限を設定してキャッシュすることが可能です。

Twitterとの自動連携に対応

  • PostOnTwitterプラグインを新たに追加しました。
  • ページ公開と同時に Twitterにポストすることが可能になります。
  • 記事・ページだけでなく、アーカイブ設定のあるモデルであれば連携が可能です。

管理画面のUIを改善

  • URLマップとビューの編集画面から、その URLマップで出力されているURLの一覧へのリンクを追加しました。
  • その他細かなスタイルの調整などを数多く行いました。

定期実行タスク・バッチの処理の改善と機能追加

  • worker.phpに --verboseオプションを指定できるようになりました。進捗を表示します。
  • worker.phpで、時間のかかる処理を夜間に1回のみ実行するようになりました。
  • 環境変数 worker_db_cachingを追加しました。メモリ不足で処理が打ち切られる時、falseを指定してください。
  • rebuildFiles.phpに --urlmapping_ids(idのカンマ区切り)を指定できるようになりました。

セキュリティの強化

  • PasswordExpiredプラグインを追加しました。
  • パスワードの有効期限を設定できます。
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最終更新 : 2024-04-19 10:02