アクセシビリティチェック機能を強化・動画ストリーミングに対応した PowerCMS X ver.3.1の提供を開始

公開日  :  2023-02-13 12:00

PDFファイル・画像ファイルのアクセシビリティチェック機能を強化

アセットにアップロードするだけで、PDFファイル・画像ファイル・HTMLファイルのアクセシビリティ・チェックを自動的に行います。さらに、一覧画面に結果を表示するようにしました。以下の項目をチェックします。

アセットの一覧画面にアクセシビリティの問題を可視化(例 : 暗号化されたPDF)

PDFファイル

  • タイトルが指定されているかどうか
  • テキストの抽出ができるかどうか
  • 暗号化されていないか(コピーや印刷への制限を含む)
  • 1ページ目の背景色と文字色のコントラスト比(自動計算)

画像ファイル

  • 画像が写真なのか、文字などを含むグラフィックなのか
  • 背景色と前景色のコントラスト比(写真の場合を除く・自動計算)

HTMLファイル

  • axe-coreの機能を使って自動検証します。

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動画ストリーミング配信をサポート、MP4形式の動画をHLS形式のファイル群へコンバート

複数解像度の動画の自動生成・マスタープレイリストも同時生成

アップロードしたMP4形式の動画を自動的にHLS(HTTP Live Streaming)形式の動画へ変換します。複数の解像度の動画を自動的に生成してマスタープレイリストを作成することも可能。字幕・チャプター、音声解説などの既存の動画編集機能に加えて、動画ストリーミング配信も PowerCMS Xだけで完結できるようになりました。

MP4から複数の解像度のHLSファイルに変換しマスタープレイリストを作成

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スクレイピングでのデータ移行機能を大幅に強化

HTMLImporterプラグインの機能を大幅に強化しました。データ取得時の設定を上限なく保存して再利用できるようになり、取り込み箇所のCSSセレクタでの指定も可能。取り込みの際のエラーなどをレポート化することもできます。また、オブジェクトの編集画面に、取得元ページへのリンクを表示できるようになったため、取り込んだ後のデータと元ページの比較がとても簡単に行えるようになりました。

編集ページに取り込んだページへのリンクを表示(設定でON/OFF可能)

  • モデルごとに、取り込み時の設定を名前を付けて保存することができ、再利用が可能になりました。
  • 取り込み設定の指定に、テンプレート・タグが利用できるようになりました。URLやディレクトリごとの設定の分岐などが可能になります。
  • 自動抽出、開始点と終了点を指定、正規表現、XPathに加えて、CSSセレクタの指定が(ライブラリのインストールなしに)可能になりました。
  • 本文ブロックから、タイトル用に取得した見出しなどを削除できるようになりました。
  • title要素からタイトルを切り出す指定文字列のパターンを複数指定できるようになりました。
  • プラグインなどで識別のために、識別子文字列を渡せるようになりました。
  • 取得した時のエラーなどを含む結果を CSVでエクスポートできるようになりました。
  • オブジェクトの編集画面に、取得元ページへのリンクを表示できるようになりました。

レポートを保存したりモデルごとに複数の取り込み設定を保存して再利用できるように

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その他の新機能

  • 画面オプションやフィールドなど、管理画面の UIの改善を行いました。
  • プラグイン「ImageInfo」が「SVG」形式のファイルをサポートしました。
  • プラグイン「ImageInfo」の情報ダイアログで「写真」「グラフィックス」に加え「ロゴ」を選択できるようにしました。
  • プラグイン「ImageInfo」でアセットの一覧画面から直接画像と PDFの情報ダイアログを開けるようにしました。
  • プラグイン「VideoCaptions」でファイルの編集画面に作成後の VTTファイル、字幕合成後のファイルを削除するボタンを追加しました。
  • プラグイン「SearchEstraier」でタイトルの抽出ポイントに「XPath」「CSSセレクタ」本文の抽出ポイントに「CSSセレクタ」を指定できるようになりました。
  • エクスポートする CSVファイルの文字コードが UTF-8の時、BOM付きでエクスポート可能になりました(Excelで文字化けなく開くことができます)
  • 入力フィールドを動的に増減できる「複数」指定のあるフィールドのラベルの横に、フィールドを追加するボタンを追加しました。
  • 負荷の高くなるおそれのある再構築トリガーを指定しようとした時、警告が表示されるようになりました。

その他にも数多くの機能改善、3.09リリース後に見つかった不具合の修正などが含まれています。また、同様の不具合修正を反映した version2.71も同時にリリースしました。詳しくはリリースノートを参照してください。

カテゴリ   :   プレスリリース
最終更新 : 2024-04-19 10:42