PowerCMS X ブログ
2020-10-07
この記事では、 PowerCMS X のプラグインの設定方法をご説明します。
また、あらかじめ有効化しておくと便利なプラグインとして、タグリファレンスを表示できる「MTMLReference」をご紹介します。
プラグインは、 CMS の機能追加や拡張ができる機能です。
PowerCMS X のインストール完了時点で利用できる機能の他に、必要に応じて各種機能を追加できます。
プラグインは、個別に有効 / 無効を設定可能です。
PowerCMS X の管理画面の、システムメニューの [ツール] - [プラグイン管理] をクリックします。
CMS 環境に含まれている、プラグインの一覧が表示されます。
プラグイン管理の画面で、対象のプラグインの [プラグインを有効化] をクリックします。
(または、対象のプラグインのチェックを入れて、 [有効] をクリックします。)
管理画面に機能が追加されます。 (プラグインに応じて、メニューやボタン、設定項目、テンプレートタグなどが増えます。)
モデルの更新をともなうプラグインの場合、画面に [スキーマのアップグレード] のリンクが表示されます。
スキーマ管理の画面で、対象モデルのチェックを入れて、アップグレードを実行します。
(システムメニューの、 [ツール] - [スキーマ管理] からも表示可能です。)
※事前に、外部コマンドのインストールや、環境変数の追加が必要なプラグインもございます。
個別のプラグインについて、詳しくは「オンラインドキュメント」をご覧ください。
なお、標準プラグインや有償プラグインの他、お客様独自のプラグインを作成することも可能です。
PowerCMS X のプラグインは、 PHP で記述します。
あらかじめ有効化しておくと便利なプラグインとして、タグリファレンスを表示できる「MTMLReference」をご紹介します。
外部コマンドや環境変数を必要としない、シンプルなプラグインで、確認に利用できておすすめです。
PowerCMS X のテンプレートの作成では、テンプレート言語「PAML (PHP Alternative Markup Language)」を使用します。
HTML を拡張し、独自のテンプレートタグを追加した、 PowerCMS X 用の記法です。
(従来の PowerCMS の記法は、直接継承はしていませんが、多くの場合同じ書き方ができます。)
タグリファレンスは、 PowerCMS X のテンプレートタグの参考情報です。
CMS 環境内で使用できる、テンプレートタグの一覧 (タグ、説明、タグ属性) が表示されます。
テンプレートタグは、バージョンアップで随時追加される他、各種プラグインの有効化で追加される場合があります。また、モデルやカラムを作成することで、独自のテンプレートタグを追加することもできます。このため、CMS 環境に応じて種類が増えます。
PowerCMS X の管理画面の、システムメニューの [ツール] - [プラグイン管理] をクリックします。
プラグイン管理の画面で、「MTMLReference」の [プラグインを有効化] をクリックします。
システムメニューに「タグリファレンス」が追加されます。
システムメニューの [ツール] - [タグリファレンス] をクリックします。
CMS 環境内で使用できる、テンプレートタグの一覧が表示されます。
検索して、情報を絞りこむこともできます。 (例: キーワード「property」の検索結果)
スペースの作成やテーマの適用の他に、最初に設定すると良さそうな点として、プラグインの設定方法とタグリファレンスの表示方法をご紹介しました。
この他、管理画面のダッシュボードにサイトマップを表示する「SiteMap」、画面オプションの設定をカスタマイズできる「DisplayOptions」もおすすめです。
実装を開始する際の参考になりましたら幸いです。
アルファサードでは、無償でご利用いただける PowerCMS X 評価版のご提供の他、オンラインでのお打ち合わせ、製品説明のご希望もお受けしております。
ご不明の点がございましたら、 PowerCMS X のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
カテゴリー:テンプレート作成Tips | プラグイン | 技術情報
投稿者:kaida