PowerCMS X ブログ
2024-12-01
2020年から PowerCMS X の導入事例の取材を担当しています。
エンドユーザー様や制作会社様から PowerCMS X の導入を決めた理由や、良かった点、今後期待するところなど、毎回とても貴重なお話を拝聴できるため勉強になると同時に大変楽しい時間でもあります。そんな取材の中で、お客様から改めて PowerCMS X の強み、PowerCMS X のいいところとしてよくお聞きするポイントをご紹介します。
今まさに CMS の選定フェーズで情報を集めている方、提案に際し PowerCMS X をご検討いただいている方はぜひご一読ください。
もっとも多く評価いただくポイントして、再構築の速さが挙げられます。
CMS の入れ替えを検討される際に再構築のスピードが課題となっているケースも多く、「PowerCMS X の魅力はスピード」「再構築の軽快さと速さに感動」といったコメントをいただいています。
さらに、より最適化された再構築処理について開発を進め、一覧ページやトップページの再構築を遅延、まとめて行うことで効率化を図る仕組みも開発しています。
PowerCMS X を採用いただくケースでは静的ファイル生成が要件に含まれていることが多く、先述の再構築の速さとも関係する部分です。
静的ページのメリットとしては、生成された HTML を表示するため表示が速い、サーバーの負荷が少ない、CMSサーバーと Webサーバーを分離できるのでセキュリティ面での安心度が高いなどが挙げられます。
PowerCMS X は静的ページ生成と動的ページ生成のハイブリッドが可能。大部分は静的ファイル生成をベースとしながら、サイト内検索やページネーション、ログインが必要な会員サイト、フォームへの投稿など部分的に動的生成にすることができます。
さまざまな方法で、管理画面のカスタマイズが可能です。運用者にとって使いやすい画面設計ができます。
利用しない・させたくないメニューは非表示にできます。適切な権限設定よるコントロールと、メニューの表示調整が可能です。
たとえば、よく使うメニューをボタンにしてダッシュボードに置いておくことで、運用者が迷わず少ないステップで目的の画面にたどり着けます。管理画面利用者向けのお知らせやマニュアルへのリンクを表示させるなど、オリジナルのダッシュボードが作成できます。
コンテンツに合わせた入力画面設計ができます。たとえば、フロントで表示される順番どおりに入力項目を設定することで、何がどこに表示されるのか運用者にもわかりやすい画面を作ることができます。これは PowerCMS X の「モデル」によるものですが、モデルとは、データベースのテーブルの構造を定義し、管理画面の入力フォームを同時に定義することができるものです。これがまさに PowerCMS X の大きな特徴と言えます。
アルファサードの主力製品である PowerCMS 別ウィンドウで開きます での経験をふまえて完全に新しく開発された PowerCMS X は、2018年にリリースされた国産の CMS。開発元が直接日本語で製品サポートを行っていることが最大の強みです。
PowerCMS X サポートにおいてはライセンス種別 Multi 以上で Backlog によるサポートを提供していて、スピード感や手厚いサポート内容を評価いただいています。
取材の際に、どういった機能をご利用いただいているのかを必ず聞いています。下記は、利用実績が多い機能(プラグイン)です。
PowerCMS X で管理している公開前の記事やページを CMS にログインしていないユーザーにプレビュー確認してもらうことができます。メールや社内チャットツールなどで URL を共有します。
Hyper Estraier 別ウィンドウで開きます を利用したサイト内全文検索 (サイト内検索) 機能です。従来の SQL を使った複数条件指定検索に加え、数万ページでも高速に動作する全文検索機能を利用できるようになります。キーワードにマッチするコンテンツをスコア順に抽出できます。
SearchEstraierプラグインのインデックスに PDF や Microsoft オフィスドキュメントを追加して検索可能にする有償プラグインもあります。
禁止ワードチェック・表記揺れの修正をする機能です。記事やページなどのオブジェクト保存時にチェック・置換を行うことが可能で、禁止ワードを含むオブジェクトの保存を制限することもできます。さらに、PowerCMS X ver.3.5 にて校正支援機能を追加しパワーアップ。漢字の利用や公用文表記の送り仮名、文末表現の統一など様々なルールを設定できます。
オブジェクトの作成、レビューを経て、公開するなどのワークフローを利用できます。
たとえば、作成者(記事を作成する人)→レビュアー(その記事をレビューする人)→公開者(その記事を公開する人)といった形で、コンテンツ公開までの承認の流れを設定することが可能です。ワークフローが利用できるのは、「ステータス」「有効期限対応」「ユーザーをアサインする」が指定されたモデルとなります。
リビジョン機能は、オブジェクトの保存時にデータを複製してバックアップ、もしくは明示的に修正版を作成する機能です。つまり、記事を公開したまま修正版を作成でき、もちろんワークフローを利用し差し替え予約を行うことも可能です。
ライブプレビュー機能やデータ移行機能、ウェブアクセシビリティ関連機能も多くご利用いただいています。これらの機能は下記の記事でもご紹介しています。
PowerCMS X 導入についてもっとお話を伺いたいので、ぜひ事例取材をさせてください。最近は基本的にオンラインで実施しています。下記どちらのケースも大歓迎です。
微力ながら、PowerCMS X の構築ができる会社をお探しのお問い合わせには事例ページもご案内しています。ぜひご検討ください。
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